内容説明
「カバたちが、ぼくらのかわにいすわっちゃった」とぞうたちはおこっています。かわがせまくてたまりません。「だけど、カバくんたちだってこまっているんだ」とエルマーはかんがえました。そして、めいあん!みんなでちからをあわせたら、きっとなんとかなるはずです。
著者等紹介
マッキー,デビッド[マッキー,デビッド][McKee,David]
1935年イギリス南デボン州生まれ。美術学校在学中から風刺漫画の仕事を始め、卒業後には雑誌「パンチ」や新聞などに絵を描く。1964年に初めての絵本『TWO CAN TOUCAN』を出版。代表作『ぞうのエルマー』は、20か国以上で出版されている。また絵本のほかに、アニメーションの制作などにも取り組んでいる。南フランス・ニース在住
きたむらさとし[キタムラサトシ]
1956年東京生まれ。1979年にイギリスに渡り、数年後より絵本を作り始めた。ハーウィン・オラム氏とのコンビでつくった『ぼくはおこった』(評論社)でマザーグース賞、絵本にっぽん賞特別賞を受賞。ロンドン在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たーちゃん
22
土砂崩れで水が干上がってしまった川から来たカバたち。息子はその土砂崩れの岩を「エルマーが蹴ったらいいんだよ。それか鼻で持ち上げたり」と言いながら聞いていて、最後は「もう一回読んでー」になりました。2022/01/13
kazu_tea
12
ゾウたちとカバたちがワイワイと協力しながら作業する様子が微笑ましかったです。2013/06/21
いっちゃん
9
このシリーズはどれも考えさせられるものばかり。おしつけがましくなく、教えてくれるのが良い。2014/05/13
ゆみ。
7
先日、息子に買った手袋がエルマーっぽい色だったんだけれど、夫も息子もエルマーを知らなかったので図書館で借りてきました(笑)最近、動物園でカバを見てきたので喜んではいたけれど2歳半の息子にはまだちょっと難しかったかな?2014/01/21
遠い日
7
エルマーというのは、つくづく平和主義で、それをきちんとまわりにも納得させるに足るだけの働きをする。この本では、水場(川)をなくしたカバたちを助けるために、大活躍。みんなでやれば、話は早い。いっしょに汗を流して絆も深まったし、いいことづくめ。始めは渋っていたゾウたちが「とうぜんのことさ」というところまで、やりきったということ。すばらしい人徳(ゾウ徳)。2013/05/10
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