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ジベルニィのシャーロット

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  • サイズ A4判/ページ数 1冊(ペ/高さ 24cm
  • 商品コード 9784776400509
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8798

出版社内容情報

シャーロットは、1892年にアメリカからフランスのジベルニィにやってきました。彼女は、印象派の画家たちが多くすむこの土地をたちまち気に入り、そこでの日々を日記にしたためます。名画や、愛らしいコラージュ、モネなど偉大な画家たちの伝記的描写をまじえながら、少女の体験をみずみずしく綴ったフィクションです。

内容説明

1892年、アメリカからフランスのジベルニィにやってきたシャーロット。彼女は、印象派の画家たちが多くすむこの土地をたちまち気に入ります。仲よくなった新しい友だち、覚えたばかりのフランス語、興奮して眠れなかったモネの娘の結婚式。彼女は日々の出来事をみずみずしい感性で日記に綴っていくのです…。史実をまじえながら、数々の名画や、愛らしいコラージュをちりばめたフィクション。

著者等紹介

ナイト,ジョアン・マックファイル[ナイト,ジョアンマックファイル][Knight,Joan MacPhail]
アメリカに生まれる。父の仕事の関係で世界各地を転々とする。少女時代にフランスへと渡る。6年間フランスで暮らした後、チュニジア、スイス、リビアなどで学校へ通った。子どもの本の編集者として働いたのち、自分自身で子どものための作品をかくようになる

スウィート,メリッサ[スウィート,メリッサ][Sweet,Melissa]
1956年、アメリカのニュージャージー州に生まれる。1986年に初めて子どものための本に挿絵をかく。現在は、絵本だけでなく、雑誌、ポスター、パッケージなど幅広く活躍している

江国香織[エクニカオリ]
1964年、東京に生まれる。『こうばしい日々』(あかね書房)で産経児童出版文化賞、坪田譲治文学賞、『きらきらひかる』(新潮社)で紫式部文学賞、『ぼくの小鳥ちゃん』(あかね書房)で路傍の石文学賞、『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』(ホーム社/集英社)で山本周五郎賞、『号泣する準備はできていた』(新潮社)で直木賞など、受賞作多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たんたん(休みます)

53
『画家にとっちゃ天国だよ』20世紀初頭、モネ以外にも多くの印象派の画家たちがジヴェルニーの美しさに魅せられ長期滞在し光を描き続けていた。小さな町は夢をみる芸術家達で賑やかだっただろうなぁ。そんな彼らの煌めく生活を画家の娘シャーロットが日記で綴った物語。季節ごとの可愛い挿絵そしてコラージュ、さらに画家達の描いたジヴェルニーの情景も見応えあり。こんなにもみんなを魅了するジヴェルニーとはなんなのだろう。次は、ついに原田マハさんの「ジヴェルニーの食卓」だ。私のジヴェルニーへの旅はまだまだ続く…2014/11/14

hirune

37
モネに触発され アメリカやイギリスから 牧歌的なジベルニィに集まり芸術活動をしていたアーチストたち。その中の一人の娘でジベルニィに移住してきた女の子の日記の体の語られる絵本です。生き生きとして楽しそうで良かったです♪絵も可愛いし、モネや他の画家さんのエピソードも興味深く読みました☆2020/02/04

tokotoko

37
この本は、可愛いものと、絵が好きな方にオススメです!画家の父を持つシャーロットは、家族でジベルニィに引っ越します。親友のリジーがお餞別にってくれた日記帳の中身が、この本です。船の上~列車の中~ホテル~ジベルニィ。女の子らしい文章や切り抜きと、画家の美しい絵で、ページは彩られていきます。ジベルニィでは、知り合い(有名な画家の名前も出てきます)も増え、日記の文章は元気いーっぱい。シャーロットの1年間を楽しんだ後は、どの季節が好きだったかな?って考えてみてね。私は秋!おいしい果物がいっぱい実ってたからです。2014/08/05

p.ntsk

31
読友さんご紹介本。1892年お父さんが画家のシャーロットはジベルニィに引っ越します。シャーロットの日記仕立てで綴ったジベルニィの一年。様々な有名人も登場。お友達や周りの人々との交流が楽しそう。フィクションですが日記に登場するエピソードは史実に基づいているそうで当時の印象派の画家たちの暮らしぶりが窺われます。なんだかプレゼントに贈りたくなるような可愛らしい一冊でした。2014/09/03

ケロリーヌ@ベルばら同盟

28
19世紀末、フランス、モネの芸術村ジベルニイへ向かうアメリカ人画家の家族。その一人娘のシャーロット(モデルはいるでしょうが、創作人物)が彼の地への旅と滞在の様子を記した絵日記です。ジベルニイ所縁の画家たちの美しい絵画が効果的に配され、当時の写真や、ホテルのレターパッド、切手や、素朴なイラストが鏤められた宝物のスクラップブックの設え。多感な時期の少女の瑞瑞しい感性のサテンのリボンのような手触りを、江國香織さんの名訳がさらに極上のものへと仕上げています。2018/09/22

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