出版社内容情報
三太郎は龍のくせに気がよわく、いつも沼の底でとぐろを巻いて、息を殺している。ところが、ある夜、ふとしたことから村人に見つかってしまい、村は大騒ぎに……。神様にまつりあげられた龍の、なんともユニークなお話を、迫力ある絵でいきいきと描いた作品です。
内容説明
からだの長さは山をふた巻きするくらいもあり、雲を呼び風をおこし天を駆けることもできるというのに、龍の子三太郎はほんとに気がよわくて、いつもいつも、沼の底でじいっととぐろを巻いて、いきをころしておるのだった。ところがある夜、三太郎は村人に見つかってしまい…。
著者等紹介
今江祥智[イマエヨシトモ]
1932年大阪生まれ。同志社大学文学部英文科卒業。絵本、童話、小説、エッセイ、翻訳など幅広いジャンルで活躍。『ぼんぼん』(理論社)で日本児童文学者協会賞、『兄貴』(理論社)で野間児童文芸賞、『でんでんだいこいのち』(童心社)で小学館児童出版文化賞を受賞
田島征三[タシマセイゾウ]
1940年大阪生まれ。幼少期を高知ですごす。多摩美術大学図案科卒業。1969年から東京都日の出村(現・町)に住み、生きものと向かいあう生活を続けるが、廃棄物処分場からの焼却灰飛散により病に倒れ、1998年より伊豆半島に移住。作品に、絵本『ちからたろう』(ポプラ社/第二回世界絵本原画展金のりんご賞)、『ふきまんぶく』(偕成社/講談社出版文化賞)、『とべバッタ』(偕成社/絵本にっぽん賞、小学館絵画賞)など多数
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感想・レビュー
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マツユキ
ヒラP@ehon.gohon
ヒラP@ehon.gohon
takaC
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