出版社内容情報
スマスマは、ふみかがゴミ捨て場で出会った、とっても変わったへびのぬいぐるみ。ちょっとずうずうしいけれど、チョコレートをそなえれば、いろんな呪文を教えてくれる。ある日、ふみかとスマスマは、図書館で黒い表紙の本を見つけたことから、ふしぎな事件に巻き込まれて……。楽しくて、スリルも味わえる魅力的な作品です。小学校中学年~高学年向き。
内容説明
スマスマは、ふみかがゴミ捨て場で出会った、とっても変わったへびのぬいぐるみ。「きみは運がいい。きょうから、わがはいといっしょに暮らせるんだから!」と、図々しくふみかのところにやってきたけど、チョコレートをそなえれば、いろんな呪文を教えてくれる。ある日、ふみかとスマスマは、図書館で黒い表紙の本を見つけて…。
著者等紹介
小森香折[コモリカオリ]
1958年東京生まれ。第12回、第14回小さな童話大賞を受賞
広瀬弦[ヒロセゲン]
1968年東京生まれ。「かばのなんでもや」シリーズで産経児童出版文化賞推薦
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
94
女の子が拾ったへびのぬいぐるみが喋り出し、力が湧いてくる呪文を教えてくれる。仲良くやりたい時は「ムリニ・ナカヨク・ナロウト・スルナ」、宿題を片付けたい時は「ハジメレバ・イツカハ・オワール」。いいね♪ 子どもがロボットみたいになってしまう事件が連続で起こる。謎を追っていくうち図書館にたどり着いた。何やら良からぬ者が棲みついているようだ。好きじゃないいじめっ子も、自由を奪われているなら助けなければ。謎を追っていた男の子と共に女の子は図書館に向かう。勇気と友情の児童文学。挿絵は佐野洋子さんの息子の広瀬弦氏。2016/04/24
深青
14
ゴミ捨て場に捨てられていたどぎついピンクとブルーの派手なヒモ。ヒモと思っていたら大間違い。本当はスマスマという不思議な蛇のぬいぐるみでした!不思議なぬいぐるみと女の子の大冒険。いいなぁ。こんな冒険を私もしてみたい。少し小さめの可愛い本ですが、ハラハラドキドキの冒険が詰まってます。色んな人に手を取ってもらいたい一冊。2017/06/17
はゆ
3
きしちゃんの夢にでてくる図書館の描写にうっとり。2015/12/07
火星人碧
1
ふみかと蛇のぬいぐるみ・スマスマが図書館の魔女に立ち向かう。たったこれだけの話だけれど、長さのわりには多い登場人物たちを巧みに動かしてたのしい話に仕立ててある。とぼけた雰囲気の天然きしちゃんも、いい役どころだ。2021/12/01
ぷー
1
ある日ゴミ捨て場で見つけたスマスマという蛇のぬいぐるみ。チョコレートをお供えすると呪文を教えてくれる。<図書館>2012/06/05