内容説明
記憶をいかに相続するか。従来のイメージを塗りかえる新たなヒーロー像の創出。
目次
序章 力道山プロレス論の視角
第1章 力道山プロレスの胎動
第2章 「日本一」としての力道山伝説の諸相
第3章 ルー・テーズとプロレス記号論
第4章 「テレビ・プロレス」と力道山
第5章 「テレビ・プロレス」の完成と力道山の死
終章 力道山体験と「闘い」の感染
著者等紹介
小林正幸[コバヤシマサユキ]
1964年生まれ。北海道出身。法政大学大学院博士後期課程社会学専攻単位取得退学。専門は文化社会学およびメディア論。現在、法政大学社会学部、玉川大学文学部などで社会学やメディア論に関する講義を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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自堕落
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読むの疲れた。引用文と引用文献と参考文献の書き方のお手本みたいな本
俺のタン塩
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社会学的な言説研究の本。街頭テレビというメディア媒体によって生み出された唯一のスターとかカッコイイな2014/12/13
史
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力道山とは、超越者であり誰よりも未来に存在していたプロレスラーである。とにかく真剣にやっていた。その姿を見て、当時の人間は突き動かされていた。現実と虚構が入り乱れた、唯一無二。それこそがプロレス。2020/01/20
湘南☆浪漫【Rain Maker】
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街頭テレビが熱狂を生む一つの原因。 戦後の停滞した空気感を反発させる活躍は、当時の日本人にとっては優越感に浸るものでもあったはず。 力道山は北朝鮮の人だったけどね(苦笑)2019/12/09