内容説明
メディア論、精神分析、カルチュラル・スタディーズ、コーチ学、人類学など多様な視点から「レッスル・カルチャー」に迫る。モンゴル相撲から見た「朝青龍問題」や、ジャンボ鶴田の幻の遺稿も収録。
目次
第1部 格闘技をめぐる表象・イメージsurface(総合格闘技はどのように受け入れられたのか―暴力表象を中心に;マンガにおける格闘技と暴力の表象―闘う身体が意味するもの;「健全」なる肉体―「異形者」を通して考えるわたしたちの世界)
第2部 格闘技をめぐる身体・メディアoutside(プロレスファンが使用する集団語―ファン文化における言語資本;「ヤンキー」からプロボクサーへ―文化装置としての格闘技)
第3部 格闘技をめぐる身体・メディアinside(ジャンボ鶴田のプロレス理論―プロレスはレスリングである;大相撲の国際化とメディア言説―「朝青龍問題」を中心に)
著者等紹介
岡井崇之[オカイタカユキ]
1974年生まれ。京都府竹野郡丹後町(現・京丹後市)出身。上智大学大学院文学研究科新聞学専攻博士後期課程単位取得退学。現在、法政大学社会学部非常勤講師。専門は、メディア研究、文化社会学、スポーツ社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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