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出版社内容情報
寂しさ・孤独を味わった今だから出来ることもある!
そして、愛するあの人が、これから「どう生きるか」を教えてくれる。
大切な人がなくなったあと、「こうしてあげたかった」とか「ああすれば良かった」と後悔をしてしまったことはありますか。
日にちが経つと悲しみは薄れていくといいますが、決してそうではありません。
私自身も、この10年で、父、母、そして夫と、最愛の人達と別れを告げましたが、後悔の連続で胸が痛く、寂しい夜を過ごすこともあります。むしろ日が経つにつれて、淋しさ哀しさは一層増しているような気さえしています。
しかし、それでも、残された人は生きなければなりません。
本書は、さみしさに向き合いながらも、前を向いて歩き出すためのきっかけとなるような、考え方などをお伝えしていければと思います。
内容説明
残された人は、いかにして生きるべきか。多くの方を看取り、自身も愛する家族を失った75歳の介護老人施設長が贈る、さみしさと向き合い、これからの人生を豊かに生きるコツ。
目次
第1章 「さみしさ」と付き合うために
第2章 自分を癒やす存在を見つける
第3章 「孤立」を避け、「孤独」は楽しもう
第4章 介護施設はちょっといい話であふれている
第5章 これからの若者に託したいこと
第6章 介護の現状
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kt
4
タイトルに惹かれて読んだものの、思っていたのと違ってエッセイだった。羨ましい人生を歩んでこられたのはよくわかった。「寿命は生まれ持った運命」何となくわかる。でも、「故人の分まで長生きして」には、疑問。他の本でもよくその言葉が使われているが、違うと思う。自分の分を生きればいい。欲張りともとれるし、人の分まで背負わなくてもいいとも思う。「故人の思いを念頭に」と言いたいことは理解するが、表現を変えた方がいいのではないだろうか?2025/01/29
じょーもん
0
1月に母を3月に兄を亡くした私にとって、元気になれるかな?と思い読みましたが、ごめんなさい、全く心に響くものがなかったです。この方と旦那さんの思い出話しでした。私、ペットも好きではないし。ただ、盛岡に少し住んだことがあるので、盛岡の描写は懐かしかったです。2025/04/08