出版社内容情報
フランスには地域ごとに、その風土を活かした素朴なお菓子があります。 たとえば、日本ではおなじみのマカロン。実は8世紀にイタリアで作られたのが最初だといわれています。その後フランスに伝わり、当初は1枚の焼き菓子でした。それがパリへとわたり、鮮やかな色に着色されてクリームを挟み、今の形「マカロン・パリジャン」として世界中に広まりました。ただパリ以外の地域では、今でも1枚のままの、焼きっぱなしで素朴なものがほとんど。その種類は場所ごとに異なります。「マカロン」と一口にいっても、地域ごとに違った味わいに出合える フランス菓子。それは甘く、とても奥深い世界です。本書では、そのフランスの地方菓子を100種類以上ご紹介。その歴史や、名前の由来、お菓子とともに語られている物語、また、生地名やクリーム名、 材料などもお伝えし、フランスの地方菓子をより深く知ることのできる内容です。巻末にはお菓子レシピもセレクトして掲載しています。
内容説明
名前の由来と誕生の物語、生地やクリーム、材料のこと。巻末にレシピも掲載。
目次
フランスの地方菓子(パリ=ブレスト;コンヴェルサシオン;ポン=ヌフ;サン=トノーレ;マカロン・パリジャン ほか)
レシピから見るフランスの地方菓子(マカロン・ダミアン;アニョー・パスカル;マドレーヌ;パレ・ブルトン;ピティヴィエ・フォンダン ほか)
著者等紹介
下園昌江[シモゾノマサエ]
お菓子研究家。大学卒業後、日本菓子専門学校で和洋菓子を学ぶ。卒業後、パティスリーで6年間修業。現在はお菓子教室やイベントを主宰するほか、お菓子研究家として様々な媒体でおすすめのお菓子を紹介
深野ちひろ[フカノチヒロ]
大学卒業後、大手電機メーカーの海外宣伝部で勤務。海外出張へ行くうちに、フランス菓子と料理、ワインに魅了される。退職後、フランス料理・製菓・ワイン・チーズのスクールに通い、フランス全地方を食べ歩く。現在は、酒器の魅力を伝える酒器屋としても活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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