ボケ、のち晴れ―認知症の人とうまいこと生きるコツ

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ボケ、のち晴れ―認知症の人とうまいこと生きるコツ

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  • サイズ 46判/ページ数 296p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784776213284
  • NDC分類 493.75
  • Cコード C0077

出版社内容情報

柴田理恵さん推薦!
「あなたも、認知症の家族も、みんなが笑顔になれる本!」

「認知症の症状は、お天気と同じで、晴れたり曇ったり。
思うようにいかず、本人も介護する人も、お互いにずっしりと重たい「曇り」になってしまう日もあります。
でも、ふとした瞬間に理解が進み、心が通じ合う「晴れ」の瞬間もあります。
では、どうすればそんな「晴れ」の日を増やすことができるのか?
それがこの本のテーマです」(本書より)

著者の川畑智さんは、熊本県を拠点に活躍する理学療法士。
理学療法士とは、分かりやすく言えばリハビリの専門職です。
以前は病院に勤務していましたが、認知症の人も安心して活躍できるまちづくりを目指して、病院や介護施設を運営したり、行政と連携して認知症の方やご家族に向けた講演会を実施したりしています。

そんな川畑さんは、認知症の人とともに生きる上で大切なのは、

・これから何が起きるのか?
・なぜそれが起きるのか?
・そんなとき、どうればいいのか?

この3つを知っておくことだと言います。

知っておけば、この準備ができます。
いざそのときに対応ができ、「なんとかなるさ」「まあいいか」と思えます。

何より大切なのは、「笑う」こと。
認知症介護の中にだって、おたがいに大笑いできる瞬間や、日々の介護の中で心が通じ合う瞬間、心がほっこりと温かくなる瞬間が必ずあります。

そんな「晴れ間」を作るための考え方や方法を、著者が経験したエピソードととともに一冊にまとめました。
漫画家・中川いさみ先生のクスっと笑えて、じんわり心が温まるマンガとともに、お読みください。

認知症の人に起こること ~アルツハイマー型認知症の場合~

認知症になると、どうなるのか? アルツハイマー型認知症の症状を7 段階に分類した「FA S T 」と呼ばれる指標をもとに、見ていきましょう。

第1章
認知症の人の心の中の覗き方

第2章
晴れ間が広がる伝え方と接し方

第3章
不安も怖さも備えがあれば消えていく

第4章
その日まで笑顔でいるために


 それでは、はじめましょう!

内容説明

「うちの家族、どうなっちゃうの!?」そんな困惑と不安を晴らすには毎日の接し方と考え方にちょっとしたコツがありました。たくさんの認知症の人と家族のエピソードとともにその方法をお伝えします。クスッと笑えるマンガ付き、心が温まるエッセイ!

目次

第1章 認知症の人の心の中の覗き方―「晴れ」のヒントはそこにあります(同じものを何度も買ってしまう。その背景にある思いに目を向けよう;沈んだ気持ちを「晴れ」にするのはボケとツッコミ ほか)
第2章 晴れ間が広がる伝え方と接し方―ちょっとしたコツがあります(不安に寄り添う「5つの会話術」;話を理解できないときは「単語を4つ以下」にする ほか)
第3章 不安も怖さも備えがあれば消えていく―備えておけば、受け止められます(「認知症とわかって良かったよ」そう明るく言い切れる人の共通点とは?;家の中でも道に迷う父。トイレの場所がわからない ほか)
第4章 その日まで笑顔でいるために―この人の送ってきた人生が私につながっている(最期まで命を輝かせた「畑」と玉ねぎの結び方;その日が来る前に…。私が祖母の話を聞き、記録する理由 ほか)

著者等紹介

川畑智[カワバタサトシ]
理学療法士。熊本県認知症予防プログラム開発者。株式会社Re学代表。1979年宮崎県生まれ。理学療法士として、病院や施設で急性期・回復期・維持期のリハビリに従事し、水俣病被害地域における介護予防事業(環境省事業)や、熊本県認知症予防モデル事業プログラムの開発を行う。2015年に株式会社Re学を設立。熊本県を拠点に、病院・施設・地域における認知症予防や認知症ケア・地域づくりの実践に取り組み、県内9つの市町村で「脳いきいき事業」を展開。ほかにも、脳活性化ツールとして、一般社団法人日本パズル協会の特別顧問に就任し、川畑式頭リハビリパズルとして木製パズルやペンシルパズルも販売。現在、全国各地3500カ所以上で使用され、2017年に創設した認知症対策の認定資格「ブレインマネージャー」のカードツールも市町村事業の中で大きく効果を発揮している。年間200回を超える講演活動のほか、メディアにも多数出演

内野勝行[ウチノカツユキ]
脳神経内科医。医療法人社団天照会理事長。金町駅前脳神経内科院長。帝京大学医学部医学科卒業後、都内の神経内科外来や千葉県の療養型病院副院長を経て、現在、金町駅前脳神経内科院長。脳神経を専門として、これまで約1万人の患者を診てきた経験をもとに、薬物治療だけでなく、栄養指導や介護環境整備、家族のサポートなどをふまえた積極的な認知症治療を行っている。毎年、千葉県内の小学校で、「万が一の事態に遭遇した場合どうしたらよいか?」を考えて実践するための「命を守る学習」を開催

中川いさみ[ナカガワイサミ]
漫画家。1989年に『週刊ビッグコミックスピリッツ』で連載をスタートした『クマのプー太郎』(小学館)が大ヒット。不条理ギャグブームの火付け役となり、1995年にはアニメ化もされた。2003年に朝日新聞広告賞を受賞。同作品のキャラクター「しあわせうさぎ」は今も人気が高く、2022年には「ほぼ日(ほぼ日刊イトイ新聞)」とのコラボレーションによる「しあわせうさぎ展」の開催などが行われた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nonpono

33
小学生のときに施設に入ったひいおばあちゃんのお見舞いのときに、真顔でわたしたちに「どなたでしたっけ?」と聞かれたことが今でも忘れられない。本書の作者は理学療法士である。リハビリの方がである。前向きな認知症との向き合い方が描かれている。「認知症の症状は、お天気と同じで、晴れたり曇ったり」で、「どうすればそんな「晴れ」の日を増やすことができるのか?」。「認知症である前に「大人」なのです」。出来ないことを否定するのではなく、どうすれば出来るか。また、日々の生活にメリハリを、やり甲斐を持つことの大事さを感じた。2024/08/31

鈴木双葉(全日本目が死んでる団団長)

6
「認知症の人に対する否定的な言葉の言い換え例」が載っていたが、試す気力なし…最近母のことを「見た目は母だが、中身をよくわからん妖怪に乗っ取られてんのかな」と感じてしまう。2024/05/10

アンゴ

4
★★★★★ 認知症テーマ関連3種類の第三弾。地方で認知症に携わり、痴呆予防プログラム開発を行う理学療法士の活動エッセイ。本人だけでなく周囲の人たちともハレの日につなげられるか、とかく余裕がなくなると強くなる不安や困惑を晴らし、日々おおらかな視線で接するための考え方やコツを認知症の人や家族の具体的挿話で穏やかに優しく語り掛ける。 どんな状況であれ、ちょっとしたことで心をくつろげることができる日があることは、暗い気持ちに灯をともしてくれる。今、渦中の人には救いに、これからかかわる人には心の準備をもたらす2025/01/04

miporin

3
父が認知症と診断され、まだ深刻な状況ではないのだが、それでも大変なことや考えることがたくさんある。わかるわかる、と頷いたり、今後の父との接し方の参考になったりする部分はもちろんたくさんあったのだけれど、症状が進むとこうなっていくのか…と重い思いになる部分もあり。 施設についても書いてあるけれど、貯金ゼロ&国民年金の親世帯にそんな余裕はないし…老夫婦世帯なので、今は父を支えてる母まで認知症になったら…と思い気持ちになりながらの読了。2024/09/26

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