出版社内容情報
「『今までにない食と健康の本』を書こうと思ったとき、ふと頭に浮かんだのが、『きん・こつ・けつ・のう・ちょう』という呪文のような言葉でした。
筋肉・骨・血管・脳・腸。
健康の要となるこの5つがすべて元気になる本。
ただし、がんばらないこと。
がまんはせず、おいしいものを食べる。でもちょっと工夫する、それが鎌田式」(本書より)
現在75歳の医師・鎌田實先生は、佐賀県で「がんばらない健康長寿実践塾」、通称・鎌田塾を開催中。
さらに、佐賀新聞や地域FMで健康的な習慣を伝え続けています。
そのかいあって、2020年に佐賀県の女性の健康寿命が85.2歳となり、長野県、大分県と並ぶ全国1位になりました。(国民健康保険中央会発表)
それ以前にも、約50年前に、脳卒中の罹患率が全国ワーストクラスだった長野県に赴任し、2010年には、みごと男女ともに平均寿命全国1位の長寿県に導いた鎌田先生。
その中心に常にあったものは、常に「食事術」でした。
この本は、鎌田先生が、医師として地域の健康に取り組んできた50年の集大成にして、1冊まるごと「食べ方」の本です。
■序章 「合言葉は『きん・こつ・けつ・のう・ちょう』」
・『きん・こつ・けつ・のう・ちょう』の食材リスト
・長生き食事術5大ルール
・鎌田塾の取り組み 93歳のカワソエさんに聞きました!
■第1章 「鎌田式『長生き食事術』11の秘策!」
・筋肉を増やす朝たん生活「鎌田式みそ玉革命」
・骨粗しょう症の救世主 「4群・2群」の法則
・貯金よりも貯筋と貯菌 ?菌〟を変えると腸が整う
■第2章「これを食べよう! こう食べよう!」
・腸の善玉菌を増やす「玉ねぎ」
・神が与えた食物「デーツ」
・脳活効果絶大の「青魚」と「赤い魚」
・夜に食べると菌が働く「ヨーグルト」
・5冠達成の栄養の王様「納豆」
※身近な食材の驚く健康効果と、それを最大限に引き出す「レシピのいらない食べ方」に目からウロコ!
■第3章「100f歳まで、ピンピンひらりと生きる9つのコツ」
・鎌田式・お酒との付き合い方
・低栄養を防ぐ魔法の合言葉「あさはきたにぎやかだ」
・腸のゴールデンタイムを活用、鎌田式「ヨーグルトダイエット」
「この本で、筋肉も骨も、血管も脳も腸も全部が元気になれば、毎月日帰り温泉に行ったり、食堂でかつ丼を食べたりできる95歳がたくさん生まれるでしょう」(本書より)
鎌田式食事術で、あなたの人生が変わります!
内容説明
がまんしない。がんばらない。でも、ちょっとだけ工夫する。「長生き」とは、90歳を過ぎても元気で、自分の足で歩いてレストランへ行き、日帰り温泉を楽しめること。その方法をすべてこの本に書きました。限りある人生、おいしいものを食べたもん勝ちです!
目次
序章 合言葉は「きん・こつ・けつ・のう・ちょう」(「きん・筋肉」筋肉をつくり、フレイルにならないたんぱく質いっぱいの生活;「こつ・骨」バランスのよい食事とこまめなカルシウムで骨太人生を ほか)
第1章 少し工夫して、楽しく、がんばらない!鎌田式「長生き食事術」11の秘策!(筋肉を増やす朝たん生活 鎌田式みそ玉革命;プチたん活の味方 たん活おやつ ほか)
第2章 老化を遠ざけ、元気で長生きするための22の食材 これを食べよう、こう食べよう!(オクラ;モロヘイヤ ほか)
第3章 基本の食事術からもう一歩踏みこむ!100歳まで、ピンピンひらりと生きる9つのコツ(どんなに食べても太らない 鎌田式「オートファジー」ダイエット;毎年4万人以上が亡くなる 誤嚥性肺炎を防ぐ「むせない」食べ方 ほか)
著者等紹介
鎌田實[カマタミノル]
1948年、東京都生まれ。1974年、東京医科歯科大学医学部卒業。1988年、諏訪中央病院院長に就任。脳卒中の死亡率が全国ワーストクラスだった長野県で減塩運動をスタートさせ、地域住民と公民館で食事をするなど「住民とともにつくる医療」を推進。地域包括ケアのさきがけとなり、長野県を屈指の健康長寿県に導いた。2005年より同院名誉院長に就任。チェルノブイリ原発事故後の1991年に日本チェルノブイリ連帯基金(JCF)を設立し、医師団を派遣。2004年には日本イラク医療支援ネットワーク(JIM-NET)を通じてイラクの支援にも取り組み、小児がんの子どもたちが勉強しながら治療できるチャイルドハウスや、難民キャンプに5つの診療所を開設。国内でも、東北をはじめとする全国の被災地へ足を運び、講演会や支援活動を継続中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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