出版社内容情報
童話にかくされた、もうひとつのストーリーを読み解く!
そんなテーマで大好評の童話探偵シリーズに、第二弾が登場です。
今回の主人公は、前作で童話探偵ブルースの秘書を務めたリスの女の子・シナモン。
二代目童話探偵となったシナモンが、新秘書のブライムとともに、時空を超えて名作童話の読み解きの旅へ。
正義の反対ってなんだろう?
主人公以外の立場になって考えてみよう。
めでたしめでたし、で本当にいいの?
そんな、「ちょっとちがう視点」で、今回も20の童話を読み解いていきます。
たとえば、こんなふうに。
「浦島太郎」で、太郎はなぜ玉手箱を開けてしまったのか。
「みにくいアヒルの子」は、最後に白鳥にならなくてもしあわせになってほしい!
「カチカチ山」でうさぎを暴走させた正義感の正体とは?
「ラプンツェル」の魔女の、心の一番深い部分にあったもの。
こうして視点を変えてみると、今まで気づかなかったようなことが見えてきて、「あれ?」ってなります。
大切なのは、いろんな角度から物事をとらえること。
この本では、これからの時代を生きるために最も大切な「考える力」を楽しく、自然と育てることができます。
初代童話探偵ブルースや、童話探偵の誕生にかかわったデーブ社長、にぎやかなミセスチェリーなど、前作で活躍したキャラクターも引き続き登場。
もちろん新キャラも!
そして今回は、シナモンのラブストーリーも!?
親子でこの本を読んで、それぞれの読み解きを話し合ってみてもいいですね。
子供の意外な発想と視点におどろかされるかもしれません!
内容説明
今度の主人公は二代目童話探偵シナモン。時空を超えて、読み解きの旅に出る!いろんな考え方を理解できるようになる!興味の幅がどんどんひろがる!想像力がぐんぐんのびる!自分で答えを見つけられるようになる!…などなど。シナモンの読み解きで、こんな力が身につきます!
著者等紹介
石原健次[イシハラケンジ]
1969年生まれ。兵庫県神戸市出身。放送作家。ドラマや映画の脚本を担当。本書の第一弾『10歳からの考える力が育つ20の物語』が初の著書となる
矢部太郎[ヤベタロウ]
1977年生まれ。東京都東村山市出身。芸人・マンガ家。1997年に「カラテカ」を結成し、舞台やドラマ、映画で俳優としても活躍。初の著作『大家さんと僕』で第22回手塚治虫文化賞短編賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
より