出版社内容情報
◎マインド・コントロールなどの勧誘の手口や活動内容
◎収奪や虐待など人権蹂躙の実態
◎カルト宗教と政治(家)との関係
◎家族や知人を脱会させる方法と脱会後について
◎国や私たちがこれからすべきこと
本書では、みなさんにぜひとも
知っていただきたいことを
あますことなく紹介しました。
カルト宗教やカルト的な団体に関する
深い知識を身につけていただきたいからです。
なぜなら、彼らからあなた自身の身を守るために、
そして家族や知人が被害に遭わないために、
そして、被害に遭ってしまった人たちを救うために、
とても必要なことだからです。
一時的にカルト的な団体は息を潜めました。
しかし、社会の関心もほどなく薄れていきました。
カルトに対する社会的規制を
恒常的に敷き続けるためには、
多くの人々にカルトの実態を
把握していただくことが必要です。
これが被害者をなくすための、
まさに第一歩となるのです。
カルト的な団体を野放しにしては
いけないということを、
みなさんになにがなんでも
知っていただきたいのです。
内容説明
カルト問題の第一人者が最新事情を徹底解説。政治汚染、家族破壊、性的・児童虐待…。カルトは、すぐそこにある危機になっているか?
目次
第1章 そもそもカルト宗教とはいったいなにか(カルト宗教で問題となる「破壊的カルト」;宗教団体に限らないカルト的な存在 ほか)
第2章 カルトはなにをやっているのか(伝道や布教にとどまらない多岐にわたる活動形態;信者になにを求め、なにを強要するのか ほか)
第3章 マインド・コントロールの手口と実態(入信させるための巧妙な手口の実態;ターゲットにされやすい人とそうでない人の違い ほか)
第4章 私たちは彼らとどう付き合うのか(知り合いがカルト宗教の信者だとわかったときの付き合い方;カルト宗教や教祖を批判することで危害を加えられることはあるのか ほか)
著者等紹介
紀藤正樹[キトウマサキ]
リンク総合法律事務所所長。弁護士(第二東京弁護士会所属)。1960年、山口県宇部市生まれ。大阪大学法学部卒。同大学院博士前期課程修了(「憲法」専攻)。消費者庁「霊感商法等の悪質商法への対策検討会」の委員の一人として「報告書」の取りまとめに尽力する。第二東京弁護士会消費者問題対策委員会委員長などを歴任。現在、日本弁護士連合会消費者問題対策委員会筆頭副委員長。市民の立場から、一般の消費者被害はもちろんのこと、宗教やインターネットにまつわる消費者問題、被害者の人権問題、児童虐待問題などに精力的に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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