出版社内容情報
哲学者が選ぶ珠玉の日本語30選。和の哲学が人間関係を円滑に人生を豊かにする。悩んだときやつらいときに、生き方のヒントに。
内容説明
言葉の奥にある意味・思想を知れば、素直に、凛と生きることができる。哲学者が、日本語と日本文化への新鮮な気づきと感動を紹介。日本語は、美しさと力強さにあふれている。
目次
第1章 おだやかに生きるために(日本人の真摯さの源泉「恥じる」;争いを避けるための日本人の美徳「曖昧にする」 ほか)
第2章 「このままの自分でいいのか」と不安になったときに(最後に笑うための「待つ」姿勢「なる」;生き延びるための従順さ「従う」 ほか)
第3章 人間関係がうまくいかないときに(息苦しさから解放されるための思想「間をとる」;コミュニケーションを円滑にするためのネットワークづくり「結ぶ」 ほか)
第4章 自分の感情や悪い習慣をおさえられないときに(精神的満足を得るための思想「無になる」;過ちを赦し、心穏やかに生きるコツ「清める」 ほか)
第5章 思い描く将来を実現したいときに(物事を実現するための第一歩「唱える」;クリエイティブになるための行為「うつろう」 ほか)
著者等紹介
小川仁志[オガワヒトシ]
1970年、京都府生まれ。哲学者・山口大学国際総合科学部教授。京都大学法学部卒、名古屋市立大学大学院博士後期課程修了。博士(人間文化)。商社マン(伊藤忠商事)、フリーター、公務員(名古屋市役所)を経た異色の経歴。徳山工業高等専門学校准教授、米プリンストン大学客員研究員等を経て現職。大学で課題解決のための新しい教育に取り組む傍ら、「哲学カフェ」を主宰するなど、市民のための哲学を実践している。また、テレビをはじめ各種メディアにて哲学の普及にも努めている。NHK・Eテレ「世界の哲学者に人生相談」では指南役を務めた。最近はビジネス向けの哲学研修も多く手がけている。専門は公共哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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けんとまん1007
つるしょう
hinotake0117
読書国の仮住まい
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- 和書
- お金があって気がきいて