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出版社内容情報
私は、自分の息子と学生に、『鬼滅の刃』は必ず読んでほしいと思っています。
それは、こんなにも、親や教師が伝えたいメッセージが、熱く、わかりやすく詰めこまれたマンガは、ほかにないからです。
私たちが生きている現実世界は、過酷です。
思い通りにならない。
やりたいことは自由にできない。
欲しいものはすぐに手に入らない。
自分はなんて弱いんだ、もうダメだと思い知らされることが多いことでしょう。
生き抜くためには、強い自分をつくりなさい、とよくいわれると思います。
でも、どうすれば強くなれるのか、誰も教えてくれません。
それはきっと、誰も「こうすれば強くなれる!」とはっきりと言えないからだと思います。
『鬼滅の刃』では、それがわかりやすく示されます。
どうすれば、人は強くなれるのか。
強いといわれる人は、どうふるまうのか。何を考えているのか。
キャラクターを通して、描かれます。
みなさんが強い自分を手に入れて、どんな困難に直面しても、自分の手で未来を切り開き、夢をかなえるための一歩を踏み出す、お手伝いが、本書を通してできれば、幸いです。
内容説明
炭治郎、禰豆子、善逸、伊之助が、どんどん強くなれるのはなぜか…。大切な人を守るため、敵を倒すため。思い通りにならないことがあっても、投げ出さずに立ち向かう。強い心のつくり方を『鬼滅の刃』から学ぼう!
目次
第1章 強い自分づくりに欠かせない、たったひとつの心がけ―「積み重ね」が1人の炭売りの少年を変えた(炭治郎を変えたあのときの覚悟;人は積み重ねることで、心も体もどんどん強くなる ほか)
第2章 折れない心のつくり方―炭治郎はなぜあきらめないのか(脆弱な覚悟では何も得られない;「誰かのために」という思いは人を強くする ほか)
第3章 強い人がやっている自分を強くする習慣―炭治郎が強くなった理由(目の前の課題に素直に取り組む;1~10まですべてを教えてもらえると思うな ほか)
第4章 仲間をひきつける「強さ」の秘けつ―炭治郎の優しさは真の強さの表われ(あなたも炭治郎のように鬼にも優しさを向けられるか?;あなたは誰かを心から応援できるか? ほか)
第5章 人間の弱さを鬼に学ぶ―鬼は人間の反面教師だった(鬼は利己主義の塊である;鬼は優しさの記憶が欠落している ほか)
著者等紹介
井島由佳[イジマユカ]
大東文化大学社会学部社会学科助教。心理・キャリアカウンセラー。1970年東京生まれ。東京家政大学大学院家政学研究科人間生活学専攻修了。博士(学術)。専門は教育心理学、キャリア心理学。CDA、産業カウンセラー。ライフキャリアとマンガに関する研究を行う。キャリアデザイン、チームビルディング、メンタルヘルスなどの専門家。自治体や企業等で研修講師を務める。学校教育において、キャリアデザインに関するテキスト作成と教員研修、キャリアカウンセラー養成講座を長年担当。大学のキャリアセンター長として、学生の就職支援も行う。また、キャリアデザイン授業のプログラムも開発している。マンガを使った講義・研修・セミナーが人気(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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5 よういち
Koichiro Minematsu
清游@草ぶえの丘で森林浴♨︎
あつお
あつお