内容説明
長年の取引先を次々と失う洛中信用金庫。メガバンクの巧妙な罠にはまり、貸し剥がしにあう老舗商店―。人々の夢と希望と「お金」を奪うメガバンクの策謀がうずまく京都の町をかけだし信金マン・和久井健太が駆け巡る!読むだけでお金の増やし方が身につく一発逆転の痛快マネー小説!
目次
1章 春 桜咲く京都に金が舞う―「キャッシュフロー」を整えよ!それで、お金は回り出す
2章 夏 時は金なり、信用は金なり―資産がなくても融資は通る!「日本政策金融公庫」を使い倒せ!
3章 秋 事件は不意に。倒産は計画的に―予期せぬ負債・借金は「一本化」で逃げ切れ!
4章 冬 メガバンクの甘い罠には要注意―「融資」を賢く利用する。それがお金持ちの鉄則!
著者等紹介
菅井敏之[スガイトシユキ] 
1960年生まれ。学習院大学卒業後、1983年、三井銀行(現・三井住友銀行)に入行。個人・法人取引、およびプロジェクトファイナンス事業に従事する。2003年には金沢八景支店長(横浜)に、2005年には中野支店長(東京)に就任。48才のときに銀行を退職。その後、起業し、アパート経営に力を入れる。また2012年には、東京の田園調布に『SUGER COFFEE』をオープンし、人気のカフェとなった。資産形成のための銀行の活用法や住宅、保険の選択方法には定評があり、講演やセミナーでも一躍人気講師になった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
アルカリオン
16
          
            KindleUnlimited 「読むだけで~」という枕言葉が内容に即しておらずこれをつけた意味がよくわからないが、内容自体は面白かった。審査部門とのやり取りのコツは、対人交渉全般に通じるものであり、有益であった。2022/11/05
          
        ぬらりひょん
7
          
            ちゃんと小説としての体裁も整っていて、なかなか面白かった。金融や信用組合の成り立ち、銀行との違いなどがなんとなくわかった。半沢直樹(?)に憧れながらも、現実にはそうはいかない和久井。銀行サイドではなくお客様サイドに立って仕事をすれば、遠回りをしても成績がついてくる。仕事の面白さはそこにあるんだなぁ。そうすれば仕事で鬱になることもないということを言いたかったのかな?2020/09/03
          
        Takateru Imazu
3
          
            読むだけでお金の増やし方が身につく 京都かけだし信金マンの事件簿 2017/4/21 著:菅井敏之  メガバンクの支店長を経て、25年の銀行員生活での経験を基に本書は描かれている。舞台は、桜さく京都の片隅から始まる。 京都ならではの商慣習に戸惑う、若い信金マンの青年が、大手銀行が仕掛ける罠に立ち向かう中で、だんだんと「お金のプロ」へと成長していく。そんな一人の信金マンの成長物語。  首都圏・都銀を舞台にした「倍返しだ」の「半沢直樹」 に対し 京都・信金を舞台にした「御役に立てたなら光栄です」の「和久井健 2017/07/09
          
        たつおマン
2
          
            わが社がモデルでは?!とのウワサを聞いて読んでみました。違和感満載の京都弁に慣れる頃にストーリーも展開していきます。  切り口は面白いけど、全体的には不足感が残ります。主人公や脇役が成長する段階のまま終わってしまう感があり、もう一段の盛り上がりが欲しかった。 それでも信用金庫がどのように見られているかがわかり楽しめました。2017/05/27
          
        とんぼ
1
          
            6   あまり参考になる話はなかった。2023/05/17
          
        


 
               
               
              


