内容説明
“ありのままで”生きる天才「のび太」が教える生きかたとは…!?無理せず自分らしく生きる37の方法。
目次
序章 もし、ドラえもんがいなかったら…
第1章 現実社会の縮図である『ドラえもん』の世界に学ぶ
第2章 失敗があるからこそ、夢に近づくことができる
第3章 心の持ち方を変えてみることから始めよう
第4章 できる範囲での行動だけで、夢はかなり叶ってしまう
第5章 叶う夢には、法則がある
第6章 「のび太なり」の努力で十分
第7章 ドラえもんは、あなたにもいる
第8章 最後はドラえもんがいなくなっても大丈夫
著者等紹介
横山泰行[ヨコヤマヤスユキ]
1942年岐阜県生まれ。1976年東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。フルブライト交換留学生(ペンシルバニア州立大学)。富山大学人間発達科学部名誉教授。生涯スポーツ専攻。教育学博士。ドラえもんアナリスト。登場人物が夢や悩みにどのように対応し、解決したかを考え、人生を豊かにする方法を模索する「ドラえもん学」を研究。1999年、富山大学にて単位認定のない自由参加型ゼミ「ドラえもんの世界」を開講。ドラえもんの誕生日である同年9月3日には、ホームページ「ドラえもん学コロキアム」を開設し、「ドラえもん学」を宣言。2004年、「ドラえもん文庫」を開設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 3件/全3件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
徒花
195
テーマと切り口はおもしろいし、売れているので期待したのだけど、内容はうーんイマイチ。タイトルのとおり、ドラえもんの主人公、のび太くんの生き方を勧める自己啓発書なんだけど、けっこう原作であるドラえもんのマンガの紹介がメインのような部分も多く、逆にドラえもんのマンガとかをそれなりに読んだことがある人はあまり楽しめないかもしれない。ただ読みやすい文章で、内容も明快なので、広く浅く万人ウケはするかもしれない。まあ、好みじゃなかったけど。2018/12/19
breguet4194q
114
この本を藤子F不二雄さんは、どう評価するだろうか?と思いました。「そういうところある」と賛同できる部分もありましたが、どうしても褒めすぎている感が、拭えませんでした。しかし、あとがきに、藤子F不二雄さんが生前「のび太は自画像」と公言していた話が記されてます。大漫画家の自画像となると、成功するエッセンスが、この本に凝縮されていることになりますね。2021/12/26
Willie the Wildcat
73
数字が語るのび太の存在感。確かにメッセージは、のび太の言動にアリ!37のメソッドの有用性の云々は別として、読み継がれる秘密の一端ではある。掛け替えのない仲間となる理由を頭に浮かべてみる。信頼。心底の利他と愛情。結婚に悩むしずちゃんに語り掛ける、お父さんの言葉が全てだよなぁ。思い浮かべただけでもグッとくる『さよならドラえもん!』など、いざという時の言動に垣間見えるヒトとしての本質。ひみつ道具も所詮、”再認識”への手段に過ぎないかもなぁ。現実世界のひみつ道具って何だろうなぁ。2019/01/12
コージー
60
★★☆☆☆15年以上にわたり著者が研究し続けた「ドラえもん学」。のび太こそ着実に夢を叶え勝ち組に変身している。この魔法の「のび太メソッド」を本書にて披露。37の「のび太メソッド」と、それに関するエピソードを紹介するという構成。タイムマシンでしずかちゃんと結婚していることを知ったのび太のエピソードから、「目標から逆算して今すべきことを洗い出す」という教訓は無理がある気がする。大人にはちょっと物足りなさがある。せめて『ドラえもん』の挿絵があればなぁ…【印象的な言葉】のび太は登場回数もセリフの数もトップである。2018/09/25
きみたけ
52
前回読んだ「のび太」が教えてくれたことに続いて息抜きで読みました。実はのび太の生き方は人生の成功者だった!完璧をいきなり目指さない、失敗することまでも楽しむ、かっこいい自分を想像する、、、一番お気に入りの場面は、のび太の結婚前夜でしずかちゃんのパパがしずかちゃんに言った言葉「のび太くんを選んだきみの判断は正しかったと思うよ。あの青年は人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことの出来る青年だ。それが一番人間にとって大事なことだ」→自分の娘が結婚する時に使いたい言葉ですね。2020/10/05
-
- 電子書籍
- オールランキング2018年度版