内容説明
阪神淡路大震災で生まれ神戸で16年間大切に歌い継がれてきた曲がいま、東日本の被災地で歌われ、話題に。音楽の先生と児童たちの涙と笑顔と希望の物語。
目次
プロローグ 天使がつれてきた音楽の神様(歌詞はこみ上げ、メロディーは舞い降りた;「音楽の神様が聴いてくださっていますよ」 ほか)
1章 東日本大震災、よみがえる阪神淡路大震災(3月11日、午後2時46分、記憶は16年前へ;「淡路島が沈んだらしいぞ!!」 ほか)
2章 『しあわせ運べるように』が生まれた日(神戸の街が…、ふるさとが消えた;ソドドドレミミレドシーシラシー ほか)
3章 歌と子どもたちが教えてくれたこと(私を救ってくれた最初のオリジナル曲『心のハーモニー』;歌のテーマは「子どもたち」 ほか)
4章 感動できる人に(完全に無視された新任時代;音楽室でひとり流した涙 ほか)
5章 東日本の皆さんへ、しあわせ運べるように(仙台市立八軒中学が歌ってくれた;東北に歌声がとどくとき ほか)
エピローグ 亡くなった方々のぶんも、毎日を大切に生きていこう
著者等紹介
臼井真[ウスイマコト]
1960年、兵庫県神戸市生まれ。神戸市内の小学校で音楽専科教諭を務める。1995年、阪神淡路大震災で東灘区の自宅が全壊。震災から約2週間後、「しあわせ運べるように」を作詞・作曲。独自の音楽指導で知られ、小学生のための自作のオリジナル曲を300曲以上作詞・作曲している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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