内容説明
新しい小学校の、最初の児童と最初の先生。伝統校が刻んだ、新たな一歩の記録。2002年開校の「早稲田実業学校初等部」。第一期生1年1組の担任の手によって、一年間にわたり綴られた「学級通信」、全157編を掲載。
目次
第1章 「春」―初等部最初の子どもたちを迎えて(子どもたちの風景;初めて書いたぼくの名前、わたしの名前 ほか)
第2章 「夏」―道草と下校指導のはざまで(人気者の○○劇場;春の遠足「暑さ」よりも、「広さ、めずらしさ、楽しさ」 ほか)
第3章 「秋」―上級生のいない1年生の奮闘(リズムをとりもどす―学校生活中心のモードへ変更;二学期始業式 ほか)
第4章 「冬」―子どもは大人の「小型」ではない(初等部の校舎も初冬の景色に変わりました―師走スタート!;漢字(象形文字から成り立った20文字)まとめのテストから ほか)
第5章 「春」―教育の力の証明、それは子どもの成長した姿(保護者会―有意義な時間でした;アイアンマン探検隊指令 ほか)
著者等紹介
東風安生[コチヤスオ]
1962(昭和37)年生まれ。早稲田実業学校高等部普通科卒業、早稲田大学第一文学部卒業、学校現場に勤めながら東洋大学夜間大学院教育学専攻修了。東京都公立学校教員、東京都教員研究生(都立教育研究所道徳研究室派遣)、現早稲田実業学校初等部教頭。母校の初等部設立のため、2001年4月、早実が早稲田鶴巻町から国分寺移転と共に初等部設置準備室に勤務する。文部科学省『心のノート』編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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