内容説明
「価格を動かす正体が分かっているものに対して、その現象を利用し利益を上げようとする手法」それが本書のイベントドリブンの定義。
目次
第1章 イベントドリブンとは何か
第2章 株価指数と機関投資家の売買行動
第3章 公募増資
第4章 TOB(公開買い付け)
第5章 株主優待の本質
第6章 新規公開株イベントでの売買
第7章 その他のイベント
第8章 イベントを探す
第9章 ヘッジ
第10章 検証と売買ルール
第11章 売買の上達を目指して
著者等紹介
羽根英樹[ハネヒデキ]
1993年から始めたサヤ取りを主力にトレードする個人投資家。着実に利益を積み重ね、PanReport(パンローリング)で「サヤ取りの実践」を連載。「イベントドリブン」についてパンレポートを連載するなど、株はイベントトレードをメインに活動し、情報発信も積極的に行う。セミナー講師としても絶大な人気がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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moto
7
イベントを利用したトレード手法について解説されている本。イベント投資については類書が少ないので、とても参考になりました。また、投資戦略を立てる上でのアイディアとして情報の仕入れ方なども紹介しており、非常に良心的。日本では株主優待という特殊なイベントもあるので、その辺のイベントを利用する取引方法なんかは、有効な気がします。2019/06/09
ぽとふ
2
イベントを主として稼ぐ方法を書いた本。イベントは知られるほど不利なので陳腐なものしかないと思うけど、イベントドリブンの世界を知ることは楽しかった。日経組み入れ予測銘柄をすべて空売りするのはなるほどーって思った。2021/05/21
仁藤
0
多くのヒントを与えてくれるが、実践に活かすには、個々の努力が必要。81点2021/08/02
aya
0
自分が知りたかった事を事細かに優しく説明されていてなるほど!ってなる。 株を初めて間もない時、公募増資やストックオプションの意味合いにつまづいて株価にどう影響するのか困惑してたが、この本があったらより早い段階で理解できたかもしれない。 イベントに合わせて動く投資家にも、ある事項が発表されたらどうするかの理解したい方には読んでみて損はないかと思う作品。2020/04/26
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- 折々の記