内容説明
短期トレードは難しくない。山越えを待って売り、谷越えを待って買う=転換点の見極め。
目次
序章 短期トレードは頭のスポーツ
第1章 どのようにして収益を上げるのか?
第2章 転換点(山越え&谷越え)の見極めに使える「道具」は何か
第3章 転換点の見極めの役立つテクニカル
第4章 出口戦略について
第5章 素のチャートで転換点を探ることが最も効率の良いやり方
第6章 まとめ(自分に合ったリスク管理)
著者等紹介
矢口新[ヤグチアラタ]
1954年生まれ。和歌山県立新宮高校出身。早稲田大学中退、メルボルン大学卒業。アストリー&ピアス、野村證券、グリニッジキャピタル・マーケッツ、ソロモン・ブラザーズ、スイスユニオン銀行(uBS)、ノムラ・バンク・インターナショナルにて、主に為替、債券のディーラーを勤める。2002年5月株式会社ディーラーズ・ウェブ(投資顧問業)創業。2013年5月まで代表取締役社長。2013年1月より「生き残りディーリング塾」主幹。2014年4月より「投資の学校」講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ねこ
3
経済本4冊目。株価のトレードの実務の基本、相場の流れ、ローソク足の見方。テクニカル分析とファンダメンタル分析。トレンドライン。転換点の見極めに役立つテクニカルなど全くの初心者の私にとって非常に役に立つ情報満載でした。著者の最も効率的な売買「山越えを待って売り、谷越えを待って買う」事と、いずれは素のチャートでトレードすると良い。トレードは技術職であるから多く売買し訓練を重ねて精度を上げていきなさい。でした。口座開設、資金投入が後2週間後に完了するのでこの本を再読し実践していきたいと考えます。2021/10/29
モート
2
「素のチャートの値動きに、素直に従っていくだけ」。「日足一年の250本を、一時間足では10日で、一分足では4.5時間の短い時間で、同じ250本の経験がつめる」。第3節素のチャートでエントリーとエグジットを考えるの演習で相場の呼吸を復習できた。2019/07/14
常奈都
2
素のチャートが読めることの大切さを教えてくれる良書。 フラフラと常勝ツールを探している人は読むべき。2018/05/03
ブック丸
1
深い。 単純そうに見えるから多くの本で見過ごされてきたトレードに対する考え方を、とことん掘り下げて解説している。 時間足・日足・週足・月足のチャートについて「フラクタクル」と言う言葉を用いて解説したり、多くの投資家が「何となく理解していると思っていた事」を、基本に立ち直り明確に説明している。 何度も繰り返して読みたくなる本。 一方で、指標に対しては「自転車の補助輪のようなものであり、慣れてくると邪魔になる」と批判的であり、著者の強い主張を感じる。2020/02/23
ひろし
1
『生き残りのディーリング』を読んで再読。 しっくり来る内容。 シンプルなのがいい。2018/07/07