内容説明
トレーダー/投資家には、そのレベルや立場に応じ、乗り越えねばならない「壁」がある。例えば「仕掛けと仕切りに恐怖を感じる」という壁、「どれくらいポジションを維持したらよいか分からない」という壁、「自分の技法が通用しない期間が長く続いている」という壁…。実にさまざまだ。本書は、そうした壁に挑もうとする人々に格好のアプローチを提示しようとする哲学書である。「相場とはどのような性質のものか?」「どのような種類の人々が参加しているのか?」「どうして価格が動くのか?」「どのような対応ができるのか?」など、相場の謎を解くための概念が100項目にわたって著されており、自分がどう相場に向き合うべきか啓蒙してくれるのだ。
目次
第1章 相場とは何か(世の不条理が狙い目;初めに言葉ありき―シナリオを立てる ほか)
第2章 自己資金の性質とそのリスクを理解する(敵を知り、己を知る;自己のポジションを診断する ほか)
第3章 機先を制す(シナリオをたてたら、機先を制す;自分の間合いで戦う ほか)
第4章 価格変動の本質(プライスアクション理論;価格変動の本質―タペストリー第一理論 ほか)
第5章 見切りと再起(見切りと再起;損切りの徹底 ほか)
著者等紹介
矢口新[ヤグチアラタ]
1954年生まれ。豪州メルボルン大学卒。野村證券、ソロモン、UBSなど日米欧の金融機関で為替、債券のディーラー、機関投資家セールスとして、東京、ロンドン、ニューヨークの三大市場に務める。2002年5月、株式会社ディーラーズ・ウェブ創業。証券投資顧問業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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