内容説明
かつてカフェのバリスタとして時給6ドル50セントで働いていたごく普通の青年が起業を経て投資家へと転身。36歳で評価額10億ドルを超えるビジネスを築き上げた。だが、成功までは紆余曲折の連続であり、成功には代償がつきものなのだと知る。「インターネット版バークシャー・ハサウェイ」と称され、年間で数億ドルの収益を生み出しているカナダの持株会社Tiny。創業者のアンドリュー・ウィルキンソンが、自身のリッチな生活を公開し、ビジネスを成功に導いた独自の洞察を分かち合う。また、実際に億万長者になったら何が起きるのか、その現実をユニークな視点で語り、これまでの経験から学んだ教訓、犯した数々の失敗についても正直に明かしている。
目次
いくらあればいい?
ウィルキンソン家の呪い
毛包の資金調達
引っかいたり壊したり
金鉱
歌舞伎の舞台
ベルギートリュフの屁
世界一退屈で最高の仕事
ばあさんを屋根に上がらせる
最初の五〇〇〇万ドルがいちばん簡単だ
サメの噛みつき
アンチ・ゴール買収戦略
一杯七〇〇〇万ドルのコーヒー
致命傷じゃなく軽傷
虚栄の金のかがり火
ミニ・マンガー
びっくり仰天、グルタミン酸ナトリウム
誰が億万長者になりたがる?
船を燃やす
くそ野郎
オマハの賢人
著者等紹介
ウィルキンソン,アンドリュー[ウィルキンソン,アンドリュー] [Wilkinson,Andrew]
バンクーバーで育ち、ハイスクール在学中に最初のビジネスを立ち上げ、わずか1学期でカレッジを中退。36歳にして10億ドルを稼いだ。現在はインターネットビジネスの持株会社、Tinyを経営している。Tinyの傘下に40を超える企業を置き、1000人以上を雇用し、年間で数億ドルの収益を生み出している。これまでに買収、設立、投資をした会社は150を超える。その過程で、数多くの貴重な教訓を得ており、現在、それをほかの人々と共有したいと考えている
堀川志野舞[ホリカワシノブ]
横浜市立大学国際文化学部卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。