バフェットからの手紙 （第８版）

カニンガム，ローレンス・Ａ【著】/長岡 半太郎/井田 京子/増沢 浩一/藤原 康史【監修】

パンローリング（2023/05発売）

• サイズ B6変判／ページ数 632p／高さ 20cm
• 商品コード 9784775973141
• NDC分類 335.04

内容説明

日米で超ロングセラー！バークシャーとアメリカ経済の歴史がわかる！

目次

プロローグ　株主に関する企業原則
第１章　ガバナンス（企業統治）
第２章　投資
第３章　普通株
第４章　選択肢
第５章　買収
第６章　評価
第７章　会計
第８章　税務
第９章　アメリカの歴史
第１０章　最後に

著者等紹介

カニンガム，ローレンス・Ａ．［カニンガム，ローレンスＡ．］ ［Ｃｕｎｎｉｎｇｈａｍ，Ｌａｗｒｅｎｃｅ　Ａ．］
ジョージワシントン大学ロースクールのヘンリー・セント・ジョージ・タッカー三世リサーチ教授。コロンビア、コーネル、ハーバード、ミシガン、ＵＣＬＡ、バンダービルトなど、多くの主要大学の学報に研究論文を掲載。ボルチモア・サン、フィナンシャル・タイムズ、ニューヨーク・デイリー・ニュース、ニューヨーク・タイムズなどに論説を寄稿。アマゾンではビジネス・投資の部門で上位１００人の著者として挙げられている

長岡半太郎［ナガオカハンタロウ］
放送大学教養学部卒。放送大学大学院文化科学研究科（情報学）修了・修士（学術）。日米の銀行、ＣＴＡ、ヘッジファンドなどを経て、現在は中堅運用会社勤務。全国通訳案内士、認定心理士、２級ファイナンシャル・プランニング技能士（ＦＰ）

増沢浩一［マスザワヒロカズ］
明治大学商学部商学科卒。国内金融機関および外資系金融機関にて資金取引や各種デリバティブ取引に従事後、各種金融市場や不動産での運用・助言業務を行う

藤原康史［フジワラヤスフミ］
早稲田大学政治経済学部政治学科卒。信金中央金庫入会、２００９年にフリーランス翻訳者。日本証券アナリスト協会検定会員

井田京子［イダキョウコ］
翻訳者。主な訳書に『トレーダーの心理学』『トレーディングエッジ入門』など、多数（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[baboocon]

世界一の投資家・ウォーレン・バフェット氏がバークシャーハザウェイ株主に宛てて毎年書いている書簡を編纂したロングセラーの最新版。アメリカ経済の歴史と未来への楽観的な観測や、バークシャー社自体の稀有な資本増殖システム、後継者問題や相続などに関する頁が増えている印象。アメリカという国が大恐慌に見舞われた直後に生まれた最高の地理的・時代的アドバンテージを最大限に活かし、超長期に渡って資本を複利で増やし続けた体現者がバフェットなのだなと再認識した。一方、所々訳語の不統一や明らかな誤訳がそのままなのは気になった。

2024/02/19

[まる＠珈琲読書]

★★★★☆ ■感想：20年前に手に取り読み切れなかった本。第8版に再挑戦。株主でもあり経営者でもあるバフェット翁。ガバナンスから投資、買収、評価、会計、税務にアメリカ史まで広範な知見。今回は通読し全体概要把握まで。細部はまだ難しい。 ■学び：事業内容を理解できるか。長期的好業績が見込まれるか。経営者は誠実で有能か。魅力的な価格で購入できるか。企業価値の評価と市場価格の捉え方を徹底的に学ぶ。 ■行動：外角低めは見送り、甘い球を待つ。投資に見送り三振はない。賢明なる投資家も再読する。

2025/01/05

[とし]

投資家の話は参考になった。経営者としての会計税務他はよくわからなかったので読み飛ばすことになってしまった。

2024/02/14

[8centre]

個人投資家向けというよりも、ファンドマネージャー向けの内容で、会計の話も結構突っ込んでいて、簿記がわかってないと結構読むのが辛いかも。バフェットファンで、しっかりと個別株を研究したい人は、読みこむべき一冊かな。

2023/08/04