内容説明
本書は、19世紀末のウォール街を彩った実在の人物をもとにした8つの物語から成る短篇集である。当時の投資業界の習慣、仕手戦、インサイダー取引、株価操作など、何でもありだった時代の内情が、一流の金融ジャーナリストによる筆と、投資家としても成功していたルフェーブルの深い取材力によって見事によみがえっている。
著者等紹介
ルフェーブル,エドウィン[ルフェーブル,エドウィン] [Lef`evre,Edwin]
1871~1943。アメリカ人のジャーナリスト、作家、外交官で、ウォール街に関する著作で知られる。パナマ生まれ。19歳でジャーナリストとしてのキャリアをスタートし、金融ライターとして活躍した。のちに株の仲買人になった。父親の遺産を受け継ぎ、投資家としても活躍した
長岡半太郎[ナガオカハンタロウ]
放送大学教養学部卒。放送大学大学院文化科学研究科(情報学)修了・修士(学術)。日米の銀行、CTA、ヘッジファンドなどを経て、現在は中堅運用会社勤務。全国通訳案内士、認定心理士、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP)
田中陸[タナカリク]
一橋大学商学部卒業。運用会社勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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