内容説明
著者は、世界有数の不動産投資の専門家からの助言と教えを紹介し、より多くの知識に基づいた不動産投資をするための手引書を作った。著者がウォートン・ビジネススクールでリサーチアシスタントと補助教員をしていたときの経験と、投資の専門家としての知識と、メンターのピーター・リンネマン博士の教えが生かされている。本書は、世界最高峰の不動産投資家とのインタビューから引き出した7つの教えを紹介している。これらの重要な教えは、それぞれの巨人の考え方や戦略や習慣にかかわる洞察を与えてくれる。ほかでは知ることのできないこれらの重要なアイデアを不動産投資に取り入れれば、数カ月間で飛躍的な成長を遂げることができるだろう。
目次
第1部 不動産の巨人へのインタビュー(リチャード・マック―取引の潜在的な下方リスクを理解する;アース・レダーマン―エンドユーザーに大ファンになってもらう;ロナルド・タウィリガー―生きる秘訣は与えること;ジーナ・ディエス・バローソ―使命を持つことの重要さ;エリー・ホーン―リスクをとらなければリワードはない;リチャード・ザイマン―成功とは違いを生むこと;ロバート・フェイス―不動産は起業家精神を発揮できる仕事;チャイム・カッツマン―この世の終わりではない;ロヒット・ラビ―需要と供給の不均衡を探せ;ジョセフ・シット―顧客と彼らの要望を理解する;カルロス・ベタンコート―忍耐こそ究極の善である)
第2部 七つの教え(一つ目の教え―「強い心を持つ」;二つ目の教え―「だれよりもよく働く」;三つ目の教え―「重点的かつ明瞭に」;四つ目の教え―「知識と数値に基づいて考える」;五つ目の教え―「優れた人たちが周りにいるようにする」;六つ目の教え―「並外れたセールスパーソンになる」;七つ目の教え―「アイデアを実行する」;付録A ペンシルベニア大学ウォートンスクールのピーター・リンネマン博士との会話;付録B 付加価値に関するケーススタディー)
著者等紹介
コーエン,エレーズ[コーエン,エレーズ] [Cohen,Erez]
不動産投資管理と開発を手掛ける会社の共同創業者兼共同CEO(最高経営責任者)。延べ110万平方メートル以上、金額にして35億ドルを超える不動産の購入や開発に直接携わってきた。また、ソー・アーバナやアポロ・リアル・エステート・アドバイザーズ、カーライル・グループ、エバーコア・パートナースなどで投資の仕事をしてきた。ほかにも、不動産業界で13年以上、住宅、店舗、オフィス、ホテル、多目的建物などの公共取引や民間取引にかかわってきた。さらには、スタートアップのアドバイザーやたくさんの起業家や不動産専門家のメンターも務めている。現在は、アーバンランド・インスティチュートと2つの非営利団体の理事を務めている。マンハッタン大学を優秀な成績で卒業後、ペンシルベニア大学ウォートンスクールでMBA(経営学修士)を修得した。仕事を通じて、数々の賞を受けており、このなかにはアーバンランド・インスティチュートのライジング・スター・アワード、ウォートンスクールのバックスバウム・メモリアル・フェローシップなどが含まれている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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