内容説明
ニューヨーク・タイムズの2017年ベスト投資本の著者による本書は、心理学を応用して資産運用の理論と実践を改善する方法を紹介している。心理学者であり、資産運用者でもあるダニエル・クロスビー博士は、私たちの投資判断に影響を及ぼす社会的・神経的・心理的要素を検証して、リターンと行動を改善する実践的な解決策を紹介している。博士は、投資家の行動に関する最新かつ包括的な検証を用いて判断過程を洗練させ、自己認識を高め、多くの投資家が抱える致命的な欠陥を避けるための具体的な解決策を提示している。
目次
第1部 行動科学的投資家(社会学;投資と脳;生理学)
第2部 投資家心理(エゴ;保守主義;注意;感情)
第3部 行動科学的投資家になる(行動科学的投資家はエゴを克服する;行動科学的投資家は保守主義を克服する;行動科学的投資家は注意バイアスに惑わされない;行動科学的投資家は感情を制御する)
第4部 行動科学的投資ポートフォリオを構築する(第三の方法で投資する;行動科学的投資はルールに基づいている;行動科学的投資はリスクを考慮する;行動科学的投資には達人はいない;行動科学的投資の要素の一例)
著者等紹介
クロスビー,ダニエル[クロスビー,ダニエル] [Crosby,Daniel]
ブリガム・ヤング大学とエモリー大学で学んだ心理学と行動ファイナンスの専門家で、市場心理にかかわる研究を金融商品の開発から証券の選択にまで応用している資産マネジャー兼ノクターン・キャピタルの創設者。行動ファイナンスの最前線で活動し、ハフィントン・ポスト紙やリスク・マネジメント誌に寄稿し、ウエルスマネジメント・ドット・コムやインベストメント・ニュース紙では毎月コラムを執筆している
長岡半太郎[ナガオカハンタロウ]
放送大学教養学部卒。放送大学大学院文化科学研究科(情報学)修了・修士(学術)。日米の銀行、CTA、ヘッジファンドなどを経て、現在は中堅運用会社勤務。全国通訳案内士、認定心理士
井田京子[イダキョウコ]
翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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