内容説明
一般投資家は「マーケットの常識」を信じて多くの間違いを犯す!本書では、伝統的投資から代替投資まで、現実の投資における洞察や手引きについて、再考を迫る。ポートフォリオ管理、リスク評価、投資対象の選択、ヘッジファンドへの投資、投資タイミングなどを含めて、基本から上級レベルに至る多くの話題について、極めて貴重な教訓を提供している。
目次
第1部 市場とリターンとリスク(専門家のアドバイス;非効率的市場仮説;過去のリターンの圧力;間違ったリスク評価;リスク以外にも関係するボラティリティ、レバレッジ型ETFの場合;運用実績の落とし穴;試算(プロフォルマ)による運用成績の意味と無意味
過去のパフォーマンスの評価法
相関係数―事実と誤解)
第2部 投資対象としてのヘッジファンド(ヘッジファンドの起源;ヘッジファンド入門;ヘッジファンドへの投資―外見と実際;ヘッジファンドに対する警戒―人間であるが故の誤謬;ファンド・オブ・ヘッジファンズのパフォーマンスが単一のヘッジファンドに劣るという矛盾;レバレッジの誤った考え;マネージドアカウント―投資家が利用しやすい代替手段)
第3部 重要なのはポートフォリオ(分散投資―10銘柄では不十分な理由;分散投資―増やすほど劣るとき;ロビン・フッド流の投資;ボラティリティが高いことは常に悪いのか?;ポートフォリオ構築の原則)
著者等紹介
シュワッガー,ジャック・D.[シュワッガー,ジャックD.] [Schwager,Jack D.]
ADMインベスター・サービシズ・ダイバーシファイド・ストラテジーズ・ファンドの共同ポートフォリオマネジャー。インドに拠点を置き、定量分析による運用を行うトレーディング会社のマーケトッパー・セキュリティーズの顧問を務める。以前は、フォーチュン・グループのパートナーであった。ウォール街の大手企業で先物のリサーチ担当部長として22年勤めたほか、10年間CTAの共同経営者でもあった。ブルックリン・カレッジで経済学学士号(1970年)を、ブラウン大学で経済学修士号(1971年)を修得
長尾慎太郎[ナガオシンタロウ]
東京大学工学部原子力工学科卒。日米の銀行、投資顧問会社、ヘッジファンドなどを経て、現在は大手運用会社勤務
山口雅裕[ヤマグチマサヒロ]
早稲田大学政治経済学部卒業。外資系企業などを経て、現在は翻訳業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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