内容説明
本書はフィボナッチ級数の数値パターンに基づく実績ある方法を使い、トレードで高値と安値を正確に見定めるための新たな洞察を提供する。本書の知識やツールを身につければ、フィボナッチ比率の水準を使ってどのように相場のトレンドを判断すればいいかが分かる。それに従って相場の波を予測すれば、利益を最大化し、損失を限定する方法を学ぶことができる。先駆的なテクニカルアナリストである著者が生み出したこの新しい手法によって、転換点を十分に前もって予測し、損切り注文の上手な置き方や、重要な支持線と抵抗線を正確に見分けられるようになる。
目次
フィボナッチ数と黄金比
フィボナッチ比率を市場の価格軸に当てはめる
価格のフィボナッチリトレースメント
価格のフィボナッチエクステンション
価格のフィボナッチプロジェクション
フィボナッチ比率の価格のクラスター―セットアップ1
強力なツールのシンメトリー―セットアップ2
2段パターン―セットアップ3
どのスイングを分析に選ぶか
フィボナッチ比率を市場の時間軸に当てはめる
フィナボッチ比率の時間のクラスター
ダイナミックトレーダーのタイムプロジェクションレポートとヒストグラムを使う
トリガーとテクニカル指標
理想的なセットアップ
分析から仕掛けまで―まとめ
トレーディング計画を立てて、逆境に打ち勝つ
著者等紹介
ボロディン,キャロリン[ボロディン,キャロリン][Boroden,Carolyn]
フィボナッチ比率を使った時間と価格の分析を専門とする商品取引アドバイザーであり、テクニカルアナリストである。1978年以来ずっとトレーディング業界にかかわってきた。シカゴ商業取引所、シカゴ商品取引所、ニューヨーク先物取引所、ニューヨーク商品取引所を含む主要取引所での勤務経験を持っている。シカゴ商品ブートキャンプセミナーで、市場の時間軸および価格軸の両方にフィボナッチ比率を使った上級取引テクニックを4年間教えた。また、マーケット・テクニシャンズ・アソシエーション、オンライン・トレーディング・エキスポ、トレーディングマーケット、コーナーストーン・インベストメント・グループなどの会場で、フィボナッチ比率による分析の特別講演者を務めてきた
長尾慎太郎[ナガオシンタロウ]
東京大学工学部原子力工学科卒。日米の銀行、投資顧問会社、ヘッジファンドなどを経て、現在は大手運用会社勤務
山口雅裕[ヤマグチマサヒロ]
早稲田大学政治経済学部卒業。外資系企業で輸出入業務や国内営業のマーケティング業務などを経験後、受験英語の世界に入る。個別指導英語塾で、主に大学受験生の指導を行う。現在、塾の自営と実務英語の翻訳業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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