内容説明
本書には、株式から商品に至るいろいろなマーケットで勝率の高いトレードができるトップダウンアプローチの神髄が盛り込まれている。主要なテーマとして、「マーケットのセンチメントを読むことによって、メジャートレンドが強気か弱気かや天底の時期を予測する。」、「マーケットの広がりと出来高、それにモメンタムの指標を併用して、タイムリーに売買シグナルをとらえる。」、「マーケットのメジャートレンドと同じ方向に進む最強のセクターを見つける。」、「その最強のセクターのなかで最高の銘柄を選ぶ。」の4つについて述べる。このほか、個別銘柄と株価指数の出来高を分析することによって、強気・弱気のセットアップを確認するいろいろなテクニックも紹介されている。
目次
第1章 成功するトレーディングへの道
第2章 私のトレーディングアプローチ
第3章 株価と出来高の物理学
第4章 株価と出来高の関係
第5章 スイングの株価と出来高とオードボリュームのルールの併用
第6章 「追い風に乗る」トレード手法
第7章 セクターと個別銘柄の分析―マーケットのセンチメントの大切さ
第8章 金鉱株―その長期見通し
第9章 まとめ
著者等紹介
オード,ティモシー[オード,ティモシー] [Ord,Timothy]
S&P500とナスダック、それに金鉱株のトレードに関する電子アドバイザリーニュースレターである「ザ・オード・オラクル(The Ord Oracle)」の社長・編集長・発行者。アメリカ証券界では何回もトップマーケットタイマーのベスト10入りを果たしており、アナリスト予想の評価リポートであるタイマー・ダイジェストは2005年(2005年1月13日~2006年1月13日)の「トップゴールドタイマー(Top Gold Timer)」に、また2004年には「ナンバー2 ゴールドタイマー」と「ナンバー5 S&P500タイマー」に選んだ。一方、1991年に開発したニューヨーク証券取引所(NYSE)のTICK指標は、今でも短期株式トレーダーの間で広く使われている。さらに、日次の平均出来高の変化によって、個別銘柄や株価指数の騰落を予測する新しいソフトプログラムである「オードボリューム(Ord Volume)」を開発
長尾慎太郎[ナガオシンタロウ]
東京大学工学部原子力工学科卒。日米の銀行、投資顧問会社、ヘッジファンドなどを経て、現在は大手運用会社勤務
関本博英[セキモトヒロヒデ]
上智大学外国語学部英語学科を卒業。時事通信社・外国経済部を経て翻訳業に入る。国際労働機関(ILO)など国連関連の翻訳をはじめ、労働、経済、証券など多分野の翻訳に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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