内容説明
この本は、ベンソンハースト出身の一少年が、赤貧のなかから大富豪になった立身出世の物語であり、その少年がブルックリンの街頭からウォール街へのし上がった物語である。
目次
ある電話
ベンソンハースト
四七丁目の大物
アイビーリーグ、兵役、ウォール街
ウォール街で一番もてはやされたアナリスト
スタインハルト・ファイン・バーコビッツ社
ジュディ
独創的な発想
引退そして復帰
動物園と映画
一九八七年の大暴落
スタインハルト流
政治とのかかわり
人生最悪の年
スタインハルト引退!
父の死
二つの河
著者等紹介
スタインハルト,マイケル[スタインハルト,マイケル][Steinhardt,Michael]
ウォール街の歴史のなかでも、最も成功したファンドマネジャーのひとり。また慈善活動、特にユダヤ人社会における慈善活動によって広く知られている。その顕著な例は、チャールズ・ブロンフマンとともに「イスラエル・バースライト計画(Birthright Israel)」を創設したことだった。その計画とは、ディアスポラ(イスラエル以外に住むユダヤ人)の若者すべてに、無料でイスラエルへの学習旅行の機会を提供することを目的としたものである
奥脇省三[オクワキショウゾウ]
横浜市立大学商学部を卒業後、山一証券に入社。国際金融部次長、山一ミドル・イースト社長などの後、1985年に太平洋証券へ転籍。国際引受部長、国際営業部長などを経て、1998年に退職。キリスト教関係の翻訳や通訳をしているが、今後は証券関係の文献、小説などの翻訳をしていきたいと考えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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