内容説明
ウォーレン・バフェットおよびバークシャー・ハサウェイの成功は伝説的と言えるほど有名である。しかし、その成功の秘密を理解するには、バークシャーの「無干渉経営方式」がいかに買収先企業を飛躍的に成長させてきたか、その裏側まで掘り下げて見ていかなければならない。そこで、バークシャー傘下の約20人の企業経営者一人ひとりのたぐいまれな人物像を克明に追ったのが本書である。バークシャーに詳しいロバート・マイルズが主要経営陣へのインタビューを通して、関連子会社のCEOたちがどのように統括されているのか、その様子を魅力的に伝えている。CEOたちと「世界最高のボス」との気取りのない人間関係に加え、バフェットが選ぶ後継者候補やバフェット引退後のバークシャー経営組織の将来像についても光が当てられている。
目次
第1部 最高経営責任者ウォーレン・バフェット
第2部 バークシャーの資金の源泉―保険業
第3部 バークシャー傘下の創業者たち
第4部 バークシャー傘下のCEO一族―子どもと孫の代
第5部 バークシャー傘下のCEO継承者―専門経営者たち
第6部 結論
著者等紹介
マイルズ,ロバート・P.[マイルズ,ロバートP.][Miles,Robert P.]
フロリダ州タンパ在住の起業家。バークシャー・ハサウェイの長期株主。著述・講演活動も行う。自らの知識を披露すべく、数多くの講演活動をこなしている。ミシガン大学ビジネススクール卒
木村規子[キムラノリコ]
慶応義塾大学文学部卒。山種証券(現SMBCフレンド証券)本店国際金融部外国債券課、三菱重工業長崎造船所資材部造船購買課勤務を経て、翻訳に従事。証券会社時代には郵貯・簡保などの機関投資家を担当。全米証券業協会登録有価証券外務員試験(RRシリーズ7)合格
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。