内容説明
リスク・バジェッティング実践利用のための理論武装。年金運用実務家のためのリスク管理の理論を解説。
目次
入門編(バリュー・アット・リスクとは何か、リスク・バジェッティングとは何か;VaRとは(簡単な株式ポートフォリオの例))
VaRのテクニックとストレステスト(デルタノーマル法;ヒストリカル・シミュレーション;デルタノーマル法の債券ポートフォリオへの応用;モンテカルロ・シミュレーション;ファクター・モデルによる株式ポートフォリオのVaRの計算;主成分を用いた債券ポートフォリオのVaRの計算;ストレステスト)
リスク分解とリスク・バジェッティング(リスクの分解;ロング・ショートタイプのヘッジファンド・マネジャー;巨大ポートフォリオのリスクの集計と分解;リスク・バジェッティングとアクティブ・マネジャー選択)
基本的手法の改善(デルタ・ガンマ法;モンテカルロ法の変形;極値理論とVaR)
VaRの限界(VaRは推定値にすぎない;VaRを逆手にとる;汎用リスク尺度)
結論(リスク・バジェッティングにおけるいくつかの問題点)