内容説明
脳科学と瞑想で不安を断つ。ファーストギア、自分の「不安の習慣ループ」の全体像を把握する。セカンドギア、脳の報酬システムを利用して、不安やその他の習慣にシステマチックに対応する。サードギア、神経回路の性質を活用して、不安と結びつく習慣(心配、先送り、自己批判など)から離れ、有益な新しい習慣(好奇心や思いやりなど)に入れかえていく。
目次
プロローグ 脳科学と瞑想で不安を断つ
0 脳の仕組みを理解する(不安が蔓延する時代;脳の学習メカニズム;現代の依存症;不安は習慣化する)
1 心の習慣を見つめる(マインドマッピング;意志の力に頼るな;不安をめぐるニセ科学;マインドフルネスの科学;心の習慣とパーソナリティ・タイプ)
2 脳の情報を書き換える(脳のメカニズムを知る;心のジムで鍛える;過去に縛られず、過去から学ぶ;変えられないものを変える;習慣は何日で変えられる?)
3 脳を喜ばせる(もっと大きく、もっと良いもので心を満たす;好奇心の科学;好奇心で不安が消える;RAIN―平常心を保つ方法;慈悲の瞑想;「なぜ?」と問いつづけても答えはない;ネガティブな思いにとらわれる必要はない;マインドフルネスの効果の証拠;不安と訣別する)
エピローグ よりよい社会の心の習慣
医師のストレスと不安を改善する試み
著者等紹介
ブルワー,ジャドソン[ブルワー,ジャドソン] [Brewer,Judson]
医学博士。依存症専門の神経科医、神経科学者。ブラウン大学マインドフルネス・センターのリサーチ&イノベーション・ディレクター。同校公衆衛生学部およびメディカルスクール准教授。U704U704と先端科学を結びつけ、禁煙、ダイエット、依存症や不安症の克服などのためのプログラムを開発し、その改善と普及に努めている。国立衛生研究所や米国心臓協会などとの共同研究も行う。米国オリンピックチーム、政府高官、ビジネスリーダーへの指導経験もある。タイム誌(2013年健康分野の新発見トップ100)、ビジネスウィーク誌、フォーブス誌、CBC(60Minutes)、BBC、NPR、アルジャジーラなど、さまざまなメディアが注目する「セルフ・マスタリー」の分野の権威。2016年にTEDで行った講演「悪い習慣を断ち切るシンプルな方法」の再生回数は1600万回を超えた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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