フェニックスシリーズ<br> 少女が見た1945年のベルリン―ナチス政権崩壊から敗戦、そして復興へ

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フェニックスシリーズ
少女が見た1945年のベルリン―ナチス政権崩壊から敗戦、そして復興へ

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  • サイズ A5判/ページ数 248p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784775942642
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0098

内容説明

1945年春のベルリン。連合国軍が最後の空爆をおこない、地上ではソビエト連邦の赤軍が迫っていた。この街で暮らすエネは12歳。生まれてまもないころ、ナチスの共産党弾圧で両親が逮捕されたため、育ててくれた祖父母のもとで終戦やソ連軍の進駐を経験する。戦争のない「はじめての春」が訪れたある日のこと、ひとりの男が家の前にあらわれた。それはブーヘンヴァルト強制収容所から生還した、エネのお父さんだった。知らないはずの人なのに、なぜか身近に感じるお父さん…。本書は、クラウス・コルドンの長編小説を原作としたドイツのグラフィックノベル。第二次世界大戦の末期を生きる少女の物語である。爆撃により廃墟と化したベルリンで、極限の恐怖を強いられながら平和を待ち望む人びとが、市街戦を生きのびたようすを描いている。

著者等紹介

アルトホフ,ゲルリンデ[アルトホフ,ゲルリンデ] [Althoff,Gerlinde]
1958年生まれ。1964年以来の熱心なコミック読者である。書店員を育成する専門学校を卒業したのち、大学で文学を学び、数えきれないほどのアルバイトを経験した。ビールフェルトに住んでいる。フリージャーナリストとして、また、ニール・ゲイマン、アラン・ムーア、グラント・モリソン、ビル・ウイリンガムなどの作品の訳者として活躍している

ホイヤー,クリストフ[ホイヤー,クリストフ] [Heuer,Christoph]
1962年、エッセン生まれ。土木建築設計士を育成する専門学校を卒業したのち、大学で土木工学を専攻。パリ旅行中にフランスコミックの世界を発見し、それから数冊の手引き書をカバンに詰めてコミックを描きはじめた。1993年、エッセン大学でコミュニケーションデザインを学び、2002年に複数の賞を受賞した論文「子どものお話―ある非線形短編」で学位を取得した。その後はエッセンを拠点にフリーデザイナーとして活躍。さらに、デュースブルク・エッセン大学土木工学部で教職についている

鵜田良江[ウダヨシエ]
ドイツ語翻訳者。1970年、宮崎県生まれ。九州大学大学院農学研究科修士課程修了。技術者として化粧品や洗剤の開発にたずさわったのち、翻訳者となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

44
政治犯として逮捕された親の不在。周囲の人々の差別…多感な時代に人の醜い感情に翻弄される少女の体験を追うコミックです。ちょっとわかりにくかったけれど、訳注がていねいで、制作チームが手を尽くしたんだな…と行ったり来たりしながら読み進めました。どの国であろうと女性は性暴力から逃れることができないことに無力感を覚えます。…ふと、強姦魔が挿入したら性器が破壊されるような器具があったらいいのに、と思ったら…あった!すげえ!2022/09/30

かもめ通信

16
書評サイト本が好き!を通じての頂き物。クラウスゴルドンのベルリン三部作の最終章、『 ベルリン1945』を原作とし、第二次世界大戦末期から終戦直後にかけての荒廃したベルリンを、一人の少女の目を通して描くグラフィックノベル。大人たちのそれぞれの食い違う言い分ですら、ありのまま見つめつづけるしかない、少女の視点がいきている。クラウスゴルドンを知らない方にこそお薦めしたい作品。2022/04/14

くらーく

4
こういう本はね、一度は目を通しておいた方が良いですね。45年の日本の状況は本やTVでいろいろと知っていますが、同じ敗戦国のドイツの事はほとんど知らないものなあ。ソ連の兵士が来て、片っ端から蛮行を働いたと言うのは何かで読んだ気がするけど。それにしても、どうしてここまで行っちゃうのかねえ。ヒトラーが存命中は終戦出来なかったのかねえ。今のロシアとウクライナも、プーチンが生きている間は終戦しないのかねえ。。。などと。 惜しむらくは、せっかくの漫画なのだけど、絵がフィットしないな。これは個人的な事なのだけど。残念。2022/08/21

shoko.m

2
少女の目を通した、当時のベルリンの様子が描かれている。視点が少女なので、理解しづらいこともあるけれど、それはそのままでいいのかもしれない。ベルリン3部作、まだ途中だったので、続きを読まなければ。(積読、読みかけが多すぎる……)2023/07/22

Comics

0
いや、凄いマンガでした。恥ずかしながらドイツの大作家クラウス・コルドン氏を初めて知りました。ナチスに抵抗したドイツ共産党の夫婦に生まれた少女の視点で、一家の1945ナチス政権崩壊のベルリンを描いてます。おススメです。2023/01/09

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