内容説明
初心者になるのは怖くない!学びという冒険へ旅立とう。あなたには何か学んでみたいことがありますか?長年やりたいと思っていても、なかなか始められないことは?最後に新しいスキルを学んだのは、いつ頃のことでしょう。大人になり、ましてや中年にさしかかると、私たちは新しいことに挑戦するのを避け、居心地のよい場所にとどまろうとします。肩書やスペシャリストを崇め、初心者を見くびるようになってしまうのです。本書は、こうした常識を覆してくれます。新しい挑戦にワクワクする日々―その楽しさを味わえるのは子どもたちだけではありません。何かを学びはじめて、たとえ最初は思うようにできなかったとしても、うまくなるために考えをめぐらせ、試行錯誤しながら上達していく喜びは、大人だからこそより強く感じられるはずです。そして、それは私たちの脳にどのような影響を与えるのでしょうか。その答えを見つけるため、著者のトム・ヴァンダービルトが、プロの指導のもと、歌、ジャグリング、チェス、水泳、サーフィン、絵画などのスキルを、新たに身につけることに挑戦します。ベストセラー作家という実績があるのに、恥をかいたり、周囲の人から密かに見下されたりするリスクをなぜわざわざ冒すのか、大人が初心者になって学ぶことの効能をその実体験で解き明かしていきます。
目次
プロローグ 序盤戦の定跡
第1章 初心者になるための入門書
第2章 学び方を学ぶ―幼い子どもが教えてくれるいい初心者の条件とは
第3章 歌い方をあえて忘れる
第4章 自分が何をしているのかわからなくても、とにかくやる―ほかの人と一緒に、実地で学ぶことのメリット
第5章 U字型の波に乗る―中級者の苦悩と喜び
第6章 私たちはいかに学び方を学ぶか
第7章 おまけ付きの瞑想―絵を描くことが、いかに世界の見方を、そして私自身を変えたか
第8章 見習い職人―あるいは私の学んだこと
著者等紹介
ヴァンダービルト,トム[ヴァンダービルト,トム] [Vanderbilt,Tom]
作家、ライター。『ニューヨーク・タイムズ』『ウォール・ストリート・ジャーナル』『ポピュラー・サイエンス』『スミソニアン』など、多くの新聞、雑誌に寄稿している。テレビやラジオのさまざまな番組に出演している。ニューヨーク・ブルックリン在住
井上大剛[イノウエヒロタカ]
翻訳者。大正大学および国際基督教大学卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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