内容説明
カップルの一方が浮気や不倫など不実な振る舞いをするとき、傷つけられたパートナーはしばしば、自分の価値を見失います。数年間続くようなうつ病に陥ることさえあり、不実な行為はまさに凶器となります。そうした傷ついたカップルの関係をどのように修復すればいいのか。その悩みや疑問に、多くの実例を挙げながら具体的にアドバイスするのが本書です。
目次
プロローグ カップルは本当に不倫問題を乗り切れるのか?
ステップ1 不倫発覚―苦しんでいるのは、あなた一人じゃない
ステップ2 別れるか、やり直すか―感情に流されない、賢い決断のために
ステップ3 やり直しに向けて―責任を分かち合い、再出発する
エピローグ まだ不倫を明かしていないあなたへ―告白のメリット、デメリット
初公開 クリニックでの相談事例
著者等紹介
スプリング,ジャニス・エイブラムズ[スプリング,ジャニスエイブラムズ] [Spring,Janis A.]
医学博士。ABPP(アメリカ心理学専門家協会)認定の臨床心理士として、40年あまりにわたり、米コネチカット州ウエストポートでクリニックを開業。対人関係のエキスパートとして広く知られ、イエール大学心理学部では指導医として後進の育成にあたった。米ブランダイス大学を優秀な成績で卒業し、コネチカット大学で臨床心理学の博士号を取得。その後、ペンシルベニア大学認知療法センターにて認知療法の第一人者であるアーロン・T・ベック博士に師事した。開業医、指導医としての実績が高く評価され、コネチカット州心理学協会の功労賞を受賞
スプリング,マイケル[スプリング,マイケル] [Spring,Michael]
米ハーバーフォード・カレッジを卒業後、コロンビア大学で英文学の修士号を取得
永井二菜[ナガイニナ]
20作品を超える出版翻訳のほか、映像翻訳や海外タレントのインタビューも手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。