内容説明
FBI、CIA、連邦最高裁、大企業、ハリウッドセレブたちが信頼する危機管理の専門家が教えるストーカー、DV、職場内暴力、レイプ、脅迫電話etcから逃れる方法。
目次
そこにある危険
直感に耳を傾けよ
だれもが犯罪者になれる
危険を回避するために
人間関係の予測
暴力をどう予測するか
殺すという約束
しつこく、ひたすらしつこく…
「クビにしたら殺すからな」
夫に殺される妻たち
暴力とこどもたち
だれにも相手にされないよりは、警察にでも追われたほうがまし
差し迫った危険
恐怖の贈り物
著者等紹介
ディー・ベッカー,ギャヴィン[ディーベッカー,ギャヴィン] [de Becker,Gavin]
暴力予測の専門家、防犯コンサルタント
武者圭子[ムシャケイコ]
静岡県生まれ。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
人生ゴルディアス
7
あまり期待せずに読んだら面白かった。実のところタイトルに言われる直感の力そのものについての説明は、本書内でされているようでされていない。どちらかというと、世間一般に流布している暴力事件の印象と現実の差を、DVや誇大妄想、ストーキングなどの各事例で教えてくれる。メディアの悪影響についても論じていて、大統領を殺すような暗殺者を報道するのは辞めろ、と100年前から言われていたことに驚く。ところで、翻訳者は本当に本書を読んだのかと訳者あとがきで驚いた。統計よりもテレビを信じる罠にはまっているまさに実例がここにある2021/02/15
ちか
2
偉人の言葉を参考に、今まで起こった誰でも身近に起こりうる事件の詳細をのせながら危険の信号をどのようにキャッチしていくのかが書かれている。「親切と善良はイコールではない。」この言葉を軸に人の行動を観察して見ると自分が今までいかに先入観に持ってかれていたかがわかる。親切だけれど善良なわけではないし、親切ではないけど善良な人間が沢山いる。このことを念頭に置き、気安く信じることは自分の身を滅ぼす。物事に対しての見方が今までよりも、丁寧になった。易々と信じるには、この世界はまだまだ危なすぎる。2018/01/26
ゆう@公認心理師
1
著者は暴力予測の防犯コンサルタント。ストーカー、DV、職場内暴力、暴漢、暗殺などの暴力は直感の力によって予測できることを説明した本。著者自身幼少期にDV家庭で命の危険を常に感じながら育ち、その時にすでに暴力の予測の仕方を身に着けていた。暴力を体験する側と暴力から守る側の両方に身を置き、今コンサルタントとして生きる。全米でベストセラーになった本。アメリカで起こった有名な事件を豊富に盛り込み、暴力の予測の仕方を解説していく。暴力を回避するために直感を磨け。感動的な本。映画やドラマ化はされていないのだろうか?2019/10/15
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