内容説明
パワーには「社会的に弱い立場の者が自らの政治的・経済的な権利と力を得ようとする運動やスローガン」の意味がある。このパワーをめぐる一連のかけひきを、パワー・ゲームと呼ぼう。パワー・ゲームには多くの思惑と矛盾が存在する。ランダムに見えるかもしれないが、ゲームを制するための48の法則が存在する。法則は、パワー・ゲームを習得した男女の言葉をもとにして成り立っている。時代にして3000年以上、古代中国からルネサンス期のイタリアまで、幅広い範囲から拾った言葉だ。そこには共通する一つのテーマがあり、いまだ明確には表現されていないパワーの本質を、多少なりとも言い当てているのだ。本書は、含蓄のある言葉を集め、そのエッセンスを蒸留してできたものである。
目次
主人より目立ってはならない
友を信じすぎず、敵をうまく使え
本当の目的は隠しておけ
必要以上に多くを語るな
名声は大いに頼りになる―生命をかけて名声を守れ
ぜひとも人の注目を集めよ
他人を自分のために働かせよ、ただし手柄は決して渡すな
他人に足を運ばせよ―必要ならば餌を使え
言葉でなく行動によって勝て
感染を避けよ―不幸な人間や不運な人間とはつきあうな〔ほか〕
著者等紹介
グリーン,ロバート[グリーン,ロバート] [Greene,Robert]
1959年、アメリカ・ロサンゼルス生まれ。雑誌の編集者や脚本家として経験を積んだのち、ライターとして持ち込んだ原稿で、その博識と着想を認められ、ベストセラー作家となる
エルファーズ,ユースト[エルファーズ,ユースト] [Elffers,Joost]
メディア・プロデューサー。書籍を中心に独創的なアイデアで様々な企画を仕掛ける
鈴木主税[スズキチカラ]
翻訳家。1934年東京生まれ。出版社勤務ののちフリーの翻訳家となり、経済、経営、歴史関連の書籍を多数手がけた。『栄光と夢』(全5巻、ウィリアム・マンチェスター著、草思社)は出版翻訳文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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てち
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貧家ピー
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りおふ