内容説明
本書は小説家アン・ラモットが自らの人生を通して得てきた、ほかの小説の書き方本では教えてくれない出版の真実や、小説の着想を得る方法、キャラクター、舞台設定の作り方はもちろん、スランプに陥ったときの対処法や、書いているときに頭のなかで何が起こるかといった小説家の内面をえぐるものまで、「書く」ことの意味をあらゆる面から追求していきます。
目次
第1章 書くということ(とにかく書きはじめる―どうせ誰も見やしない;まずは短編から書いてみよう ほか)
第2章 作家の心理(観察する―世界に心を開く;情熱に火をつけるのは「道徳的観点」 ほか)
第3章 助け合う(索引カードをつくろう;電話をかけまくる ほか)
第4章 本を書く理由(いまを書くことに意味がある;自分の声を見つける ほか)
第5章 最後の授業(生徒たちに言いたいこと)
著者等紹介
ラモット,アン[ラモット,アン] [Lamott,Anne]
1954年、サンフランシスコ生まれ。ガウチャー大学在籍後、作家を目指してサンフランシスコ・ベイエリアに戻る。1981年、最初の小説『Hard Laughter』を発表。カリフォルニア州立大学デービス校のほか、全米各地でライティングを教える。カリフォルニア州サンラファエルに息子サムと住む
森尚子[モリヒサコ]
自由学園卒。広告会社、出版社勤務を経て現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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lily
4
書き方そのものよりも書く姿勢や精神作用を私生活を交えて誠実に語る。ただ、ただ毎日書き続けること。ただそれだけで慰め、目的意識、英知、真実、誇りを見つけられるから。ここにいる読書好きの人達に感想を拾い読みしてくれる幸福感に浸りながら。2019/05/04
Mayumi Maruyama
1
久しぶりの再読。例えがわかりにくい、と、前にも思ったことを思い出した。2024/07/12
j080279
0
福島図書館 前半の30%だけ読んだ。とにかく机に向かって書き始めると言う習慣が大切と言うことがわかった。2022/07/28
蒼埼鷏
0
優しくて心が癒される本だと思った 2021/01/04