内容説明
江戸時代に書かれ、『本間宗久翁秘録』とともに相場の二大聖典と称されてきた『三猿金泉秘録』。陰陽道をベースにした米相場の極意を短歌にのせて簡潔に著した本書は、時代を超えて長年愛され続けてきた。いまから250年も前の相場書など…と思う方もおられるかもしれない。しかし、大切な資金を投じて行う投資で直面する人間の心理は、時代や扱う商品が異なれど変わりはしない。相場を見て、相場のささやきを聞いて、時に勇気をもって挑み、時に忍耐をもって待つ。多くの投資家にさまざまな示唆を与え続けた本。
目次
第1章 米相場の特徴
第2章 仕掛け法
第3章 相場に向かう心得
第4章 相場三得―智
第5章 相場三徳―仁
第6章 相場三徳―勇
第7章 陰陽道と相場
三猿金泉秘録原典
著者等紹介
広岡球志[ヒロオカキュウシ]
1942年1月8日生まれ。福岡県出身。講談社「少年クラブ」でデビュー。以後少年誌、青年誌で執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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