内容説明
“先の暴騰とその後の暴落から何も学ばないまま、来たるべき上昇相場で取引に入ることがいかに危険か、一般の投資家や投機家に気づいてほしい”―。1929年、大恐慌に見舞われた株式市場と投資家の惨状を目にしたワイコフは決意を胸に雑誌を創刊。本書はそのエッセンスを抜粋したもので、誰にでも理解できる、株式トレードに不可欠な考え方である。
目次
短信
楽しい経済的自殺の方法
株式相場における需要と供給の法則の働き
オーバーン社株の激しい値動きを予測する
トレードの方法
編集だより―なぜ本誌はアドバイスを提供しないか
短信
岐路に立つ大衆
ノウハウ
買った理由〔ほか〕
著者等紹介
ワイコフ,リチャード・D.[ワイコフ,リチャードD.][Wyckoff,Richard D.]
19世紀末から20世紀初めのアメリカで活躍した株式トレーダー、投資コンサルタント、ジャーナリスト。株式トレードで輝かしい成功を収め、その経験を基にアドバイスと啓蒙活動に貢献した。特にマガジン・オブ・ウォールストリート誌の創刊者・編集者として有名。ダウ、リバモアなど当時の一流理論家、高名相場師の理論と実践にも通じており、独自の投資システムを確立した。テクニカル分析の先駆者のひとりであり、その著書は株式トレーダーのバイブルとも評されている。後代に影響を与えたトレーダーとして5本の指に入ると言われている
鈴木敏昭[スズキトシアキ]
愛知県生まれ。1972年東京大学文学部言語学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
四ツ谷
pacino
pacino
ミッフィ
葵堂