内容説明
稀代の相場師というと、海外の成功者たちを思い浮かべがちだが、日本にも海外の賢人に引けを取らない相場師たちが存在した。彼らは激動の時代に、その類まれな相場観と男気で、数々の武勇伝を築いてきたのだ。『カメ三則』という独自の相場ルールの下に巨万の富を築いた是川銀蔵。生糸・為替相場で巨利を博し、海外のブローカーを相手に仕手戦を挑んだ田中平八。動物的な相場センスと買いの強さで大成功を収めた佐藤和三郎。そして多くの鉄道の基礎を築いた怪傑・雨敬こと雨宮敬次郎。彼らの歩んだ波乱の人生とは!
目次
第1章 最後の“相場師”是銀―是川銀蔵
第2章 天下の糸平―田中平八
第3章 買いのブーちゃん―佐藤和三郎
第4章 怪傑・雨敬―雨宮敬次郎
著者等紹介
鍋島高明[ナベシマタカハル]
1936年高知県生まれ。日本経済新聞記者として夕刊のコラム「鐘」や「十字路」に長年執筆。定年後、友人5人で市場経済研究所を設立し、代表取締役を務める
岩田廉太郎[イワタレンタロウ]
1951年生まれ。高校卒業後上京、手塚治虫一門となる。小学館新人漫画賞、講談社ベスト新人賞に入賞。『冒険王』(秋田書店)より「少年探偵団」(原作:江戸川乱歩)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
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