集英社文庫<br> 人生がそんなにも美しいのなら―荻原浩漫画作品集

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集英社文庫
人生がそんなにも美しいのなら―荻原浩漫画作品集

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  • サイズ 文庫判/ページ数 168p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087445411
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0195

出版社内容情報

直木賞作家が60代にして漫画家デビュー!
荻原浩にしか描けない、センチメンタルで不可思議な絵物語。

アマゾン川流域に流れ着いた瓶の中には、日本語で綴られた遥か遠い地からの手紙が入っていた……「大河の彼方より」

93歳。病室で最期の時を迎えようとしている幸子のもとに、次々と懐かしい人々が訪れて……「人生がそんなにも美しいのなら」

4月1日の午後1時にあの桜の木の下で会おう。幼なじみの二人が交わした約束の行方は……「あの日の桜の木の下で」

人生のほろ苦くも愛おしい一瞬から、日常の半歩先に広がるブラックで奇妙な世界まで、全8編収録。

【著者略歴】
荻原 浩(おぎわら・ひろし)
1956年埼玉県生まれ。コピーライターを経て、1997年『オロロ畑でつかまえて』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2005年『明日の記憶』で山本周五郎賞、2014年『二千七百の夏と冬』で山田風太郎賞、2016年『海の見える理髪店』で直木三十五賞を受賞。『海馬の尻尾』『それでも空は青い』『楽園の真下』など著書多数。今作は初の漫画作品集。

内容説明

アマゾン川を下ってきた瓶の中には、日本語の手紙が入っていた「大河の彼方より」。93歳の幸子。最期の時を迎えようとする病室に、次々と懐かしい人が…「人生がそんなにも美しいのなら」。4月1日、桜の木の下で会おう。幼なじみの二人が交わした約束「あの日の桜の木の下で」。ほろ苦く愛おしい一瞬や、奇妙でブラックな世界まで、直木賞作家が描く、心に沁みる絵物語。新作描き下ろしを含む全9編。

著者等紹介

荻原浩[オギワラヒロシ]
1956年埼玉県生まれ。成城大学卒業後、コピーライターを経て、97年『オロロ畑でつかまえて』で第10回小説すばる新人賞受賞。2005年『明日の記憶』で第18回山本周五郎賞受賞、14年『二千七百の夏と冬』で第5回山田風太郎賞受賞。16年『海の見える理髪店』で第155回直木賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ふう

87
引き出しの多い作家だと思ってはいたのですが、まさか漫画までとはと、驚きと楽しみで手に取りました。表題作を含めた9話の短編集。素朴だけど緻密な筆使いで「すべて手描き&スクリーントーン手貼り」とあとがきにありました。話は淡々とした雰囲気で進むのですが、終わりにきて「えっ!」と気持ちが立ちすくんでしまい、やがて切なくなったりしんみりしたり。小説でも感じる作者の思いがありました。『まつりのあとの満月の夜の』『とうもろこし畑の伝言』が好きです。2023/06/24

はっぱ

24
読友さんの感想を読んで、荻原浩さんの描かれた漫画が読んで見たくて。面白かった。不思議な話だったり、ちょっと怖い話だったり。百聞は一見に如かずで、漫画は一目見て直ぐに心に入って来たり、その一つの絵から色々な余韻を察したり。ショートストーリーだけど胸にグッと来る話が多かった。特に切なかったのが、「大河の彼方より」と「祭りのあとの満月の夜の」と「人生がそんなにも美しいのなら」だった。2023/06/29

ryohjin

18
小説を漫画化したのではなく、はじめから漫画として描かれた短編が9編。SFだったり不思議な話だったり、どの作品もほどよい温度感で余韻が残り楽しめました。作者があとがきに「文章で物語る人間だから描けるビジュアルの世界もあるんじゃないか」と記していますが、小説家になる前に漫画の道を目指していた作者だからこそ描ける、小説とはまた別のこの世界、なかなかいいな、と思いました。2023/08/29

やま

9
9編の短編漫画。心温まる作品やブラックな作品など面白い内容でした。「ある日の桜の木の下で」青春を感じる内容で印象に残りました。2023/12/16

殿下

7
多才な荻原さん、元々こちらの道に進みたかったのだとか。でもこの世界にはもっと達者な人達がいるので、出来れば書籍化はこれを最後にして、ユニバーサル広告の続編をお願いします。2025/01/04

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