感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぽま
6
「女性によって出し抜かれる」という、失敗譚から始まるホームズ連載。この作品が爆発的にヒットしたことから、以降57編もの作品が産み出されていくこととなる。/ホームズにとっても、またシャーロキアン諸氏にとっても特別な「あの女性」であるアイリーン・アドラー。序盤、ワトスンは必要以上に「ホームズの恋愛感情の無さ」について書き連ねていますが、その人の心の中なんて、その人自身にしか解らないもの。本当のところは、どうだったのでしょうね。2013/01/15
ちく
2
カンバーバッチ、ロバートダウニーJr、竹内結子…いろんな役者さんのシャーロックは見たし、オマージュ作品も読んだけど、今回元祖シャーロックは初めて。なるほど!あのしぐさは元祖からきてたのね!と思う場面が何度もあって、ちょっと違う楽しみ方をした気がする。ストーリーは知っていてもやっぱり面白かった。2024/12/06
まきんぼ
1
初の朗読CD!便利だわあ!あのお方〜〜♪(CD)2017/04/01
santana01
1
『短編小説を読もう』を読んで以来、紹介されていたものを幾つか読んでみた。このシャーロック・ホームズ物もその一つ。有名な作品であるが、100年以上前のものとなると古臭いという思いが頭にあって、今まで手を出さずじまいであった。しかし、これも食わず嫌いであったようだ。馬車などが出てくるところは時代を感じさせるが、推理モノの古典といわれるだけあって、種明かしには思わずニヤリとさせられる。麻薬愛用者で変人の主人公もぶっ飛んでいて魅力的だ。2012/12/04
あやぴ
0
ボヘミアの醜聞a scandal in bohemiaアーサーコナン・ドイル著作大久保ゆうさん翻訳醜聞とあるゆえに、ま、スキャンダル握られたある王の女性問題なわけだか、醜聞というのと、本題スキャンダルというのでは、ま、ずいぶんとニュアンスがちがうものだ。スキャンダルがフィット感あり。ま、それはいいとして、はじめてシャーロック・ホームズさん。追いかけてた女性に一杯食わされてしまう結末ナノだ!ウワテでした!と言うことですかま、小気味いい高飛びでハッピーエンド。隙間時間に読む66page.2013/11/10