出版社内容情報
Netflix映画『聖なる証』の原作小説、待望の邦訳刊行!
1859年、アイルランドの田舎町に英国人看護師リブ・ライトが訪れる。リブはクリミア戦争の従軍看護師で、ナイチンゲールに師事していた。彼女に課されたのは、絶食を続けているにもかかわらず健やかに生き続け、奇跡の少女と名をはせるアナ・オドネルを二週間観察することだ。医学の訓練を受けたリブは奇跡など信じず、ひみつを暴こうと必死になるが何の糸口も見つからない。
少女はほんとうに奇跡の存在なのか? 少女はいったい何者なのか?
リブがアナを「救うべきひとりの患者」として見つめ始めたとき、さまざまな人間の思惑が 明らかになる。少女の生存に必要なのは、信仰か科学か、それとも……?
喪失と人間の再生、愛の形を描く歴史フィクション。
内容説明
1859年、アイルランドの田舎町。絶食を続けているにもかかわらず健やかに生きる少女アナの謎に迫る英国人看護師リブ・ライト。少女はほんとうに奇跡の存在なのか?少女はいったい何者なのか?リブがアナを「救うべきひとりの患者」として見つめ始めたとき、さまざまな人間の思惑が明らかになる。少女の生存に必要なのは、信仰か科学か、それとも…?喪失と再生、愛の形を描く歴史フィクション。
著者等紹介
ドナヒュー,エマ[ドナヒュー,エマ] [Donoghue,Emma]
1969年、アイルランド・ダブリン生まれ。『The Sealed Letter』(未邦訳)が2009年ラムダ賞を受賞。『部屋』(土屋京子訳 講談社 2011年)はマン・ブッカー賞の最終候補に選出された。映画化の際には脚本を担当し、第88回アカデミー賞脚色賞にノミネート
吉田育未[ヨシダイクミ]
英日翻訳者。佐賀県出身。トロント大学院OISE修士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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