内容説明
六年前、里親の家を逃げ出したジャスミンは、牧場を経営する兄弟と出会った。セスとゼインのふたりだ。売春を斡旋する非情な男に拾われたジャスミンを救ってくれ、家政婦まで雇って面倒を見てくれたふたりに、いつしかジャスミンは恋をした。ふたりが通りで拾った家出少女に注いでくれたような愛ではなく、男と女のあいだに燃えあがる愛を兄弟ふたりともからもらいたい。けれど、そんな関係は築けないとあきらめ、彼女はパリへと逃げた。しかし一年後、彼らを手に入れようと決意し、ジャスミンは帰国して…。
著者等紹介
バンクス,マヤ[バンクス,マヤ] [Banks,Maya]
『USAトゥデイ』『ニューヨーク・タイムズ』のベストセラー入りを果たす。アメリカの南部に住む
多田桃子[タダモモコ]
神奈川県生まれ。明治大学農学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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アカツキ
13
家出したヒロインはヒーロー兄弟に拾われて一緒に暮らすようになる。ヒロインは二人を愛するも同時に関係を持てないと悲観してパリに逃げる。しかし一年後、ヒロインは自分が望むようにヒーロー兄弟を愛そうと帰国して…。複数人もの。ヒーロー兄弟は魅力的だから二人同時に好きになっちゃうのもわかるけれど、ヒロインの自分勝手で子供っぽい言動は好きになれないし共感もできなかった。兄セスが頑固だから~という展開だけど、弟ゼインがイケイケなだけでセスの戸惑いや葛藤は普通だと思う。ホットシーンは良かっただけに惜しい。2021/01/06
矢田ふみえ
3
3p 読んじゃった。2019/01/17
mum0031
3
身寄りの無い女性ジャスミンと、牧場経営者セスとゼインの兄弟。 16歳の時に、セスとゼインに保護され6年が経つ。 ジャスミンは、二人と生涯を共にしたいと願う。 マヤ・バンクスですね。 その一言につきる。 説得力も無く、共感出来る部分も無い。ゼインが受け入れたのは不思議。セスの葛藤が自然だと思う。ジャスミンの、2人か0の選択はベッドを共にする前に話をするべき。 2019/01/14
みみ45
2
マヤバンクスは大好きなんですが、このお話は苦手でした。 つらい目にあってきたヒロインに協調できず、ヒーローたちの行動もよくわからず。。。 うーん。2019/02/27