新潮文庫<br> お茶の味―京都寺町一保堂茶舗

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新潮文庫
お茶の味―京都寺町一保堂茶舗

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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101021416
  • NDC分類 619.8
  • Cコード C0177

内容説明

ゆったりと流れる時間、その時々で変化する風味、茶葉が持つ本来の美味しさ―お湯を沸かし、急須で淹れてこそ感じられるお茶の味わいがあります。江戸時代半ばから京都に店を構える老舗茶舗「一保堂」に嫁いで知った、代々が受け継ぎ伝えてきた知恵と経験、家族のこと、お店のいまと未来、出会いと発見に満ちた京都生活。お茶とともにある豊かな暮らしを綴った、心あたたまるエッセイ。

目次

京都寺町 春・夏・秋・冬(新茶のころ;冷たい玉露 ほか)
おいしくお茶を召しあがれ。
一保堂のこと(あきない;嘉木のこと ほか)
お茶まわりのおはなし(急須のこと;茶碗と茶托 ほか)
お茶の時間(おもち;火 ほか)

著者等紹介

渡辺都[ワタナベミヤコ]
1953(昭和28)年、島根県生れ。フェリス女学院大学卒業。1717(享保2)年創業の老舗茶商「一保堂茶舗」に嫁ぎ、京都から世界中にお茶の愉しみを伝えるべく努めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はっせー

66
エッセイが好きな人やお茶を読むのが好きな人・お茶に興味がある人に読んで欲しい本になっている!著者の渡辺さんは創業300年をこすお茶やさんに嫁いできた方になっている。そんな渡辺さんがお店についてやお茶について・茶道について語ったのが本書になっている。この本で印象に残っている話は急須の話である。最近急須を使ってお茶を飲むひとが少なくなっていて急須の使い方がわからない人が多くなっていると語っていた。私自身も最近急須を使っていないことを思いだし久しぶりに急須を使ってお茶を飲もうと思った!2024/02/26

まさ

28
京都の一保堂茶舗の奥様がお茶に纏わる日々を綴った1冊。読みながら、お茶が近しく感じられました。茶道とは分けて考えて、普段使いでしっかりと楽しめますね。日頃はコーヒーを挽いて飲んでいるけど、お茶もやっぱりいいな。一保堂さんも訪ねてみようっと。2022/02/24

あや

26
京都の老舗一保堂で扱うお茶の話、美味しいお茶の淹れ方、京都の季節の行事、茶道の話。堅苦しさはなく、一保堂の喫茶室に座って、美味しいお茶をいただきながらお茶の世界や京都の街を覗き見しているような気分になる。森下典子さんの「日日是好日」を読んだときにも感じた、凛として静かだけど、芯が通っていて揺らぐことのない落ち着いた佇まいを感じ、お茶の世界に触れてみたいとまた思った。周りがざわめいている時も、自分は自分と流されない部分を保てるような、心の静けさを学んでみたい。2020/06/09

てん

24
京都の老舗茶舗、一保堂の女将(といったらよいのか)の茶にまつわるエッセイ。子供のころから煎茶、番茶、玄米茶などを飲んでいたが、ことに煎茶のおいしさがいまひとつわからずにいる。茶道から、交換留学生とお茶まで、お茶をめぐる幅広い内容が楽しい。多分失敗しないだろうと思われる、水出しの煎茶、氷水出しの玉露を作って飲んでみたくなった。お店のほうにも寄ってみたい。2020/07/13

katherine

21
京都の老舗茶舗に嫁いだ著者が、お茶にまつわるお話を四季を交えてまとめた本。先日、偶然に京都のお店に立ち寄らせてもらい、江戸から続く佇まいに日本の歴史に触れた気がした。いろいろご苦労があったことと思うが、茶葉の魅力を現代に合わせながら伝えていこういう努力に感銘する。季節に応じて、変化のある生活が楽しめる日本の良さを感じる心の余裕を持って、日々を送りたい。2020/10/04

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