出版社内容情報
★文体論の知見を英語教育に生かす
言語学と文学研究の境界領域に位置し、両者の架け橋である文体論の観点から、英語の理解や読解や作文教育への知見を紹介する。会話・スピーチのスタイル、小説・詩・新聞のスタイル、e-mail・アカデミックライティングのスタイルなど、様々なジャンルのスタイルを取り上げ、英語学習や英語教育のさいに知っておくべき「英語のスタイル」についての基礎知識を解説する。
第I部 はじめに
第1章 スタイル(文体)とは何か(豊田 昌倫)
第2章 スタイル(文体)から英語学習を見直したい(今林 修)
第II部 基礎編
第3章 音にはスタイルがある(豊田 昌倫)
第4章 語の選択とレジスター(野村 恵造)
第5章 コロケーションとスタイルと英語学習(堀 正広)
第6章 文のスタイル(菊池 繁夫)
第III部 会話(リスニング・スピーチ)編
第7章 会話の英語とは(豊田 昌倫)
第8章 会話のスタイル(山? のぞみ)
第9章 丁寧さのスタイル(椎名 美智)
第10章 スピーチのスタイル(瀬良 晴子)
第11章 映画で学ぶ会話のスタイル(山口 美知代)
第IV部 読解(リーディング)編
第12章 文体に注意を払って読むとは(阿部 公彦)
第13章 学習者用読み物(graded readers)のスタイル(魚住 香子)
第14章 新聞・雑誌のスタイル(高見 敏子)
第15章 小説のスタイルをどう教えるか(佐々木 徹)
第16章 詩のスタイルをどう教えるか(中川 憲)
第V部 英作文(ライティング)編
第17章 英作文とスタイル(富岡 龍明)
第18章 e-mailのスタイル(奥 聡一郎)
第19章 アカデミック・ライティングとは(竹下 裕俊・堀 正広)
第20章 科学論文のスタイル(野口 ジュディー)
第21章 創作英作文――理論と実践(斎藤 兆史)
読書案内(今林 修)
豊田 昌倫[トヨタ マサノリ]
京都大名誉教授
堀 正広[ホリ マサヒロ]
熊本学園大教授
今林 修[イマハヤシ オサム]
広島大教授
内容説明
文体論の知見を英語教育に生かす。言語学と文学研究の境界領域に位置し、両者の架け橋である文体論の観点から、英語の理解や読解や作文教育への知見を語ります。
目次
1 はじめに(スタイル(文体)とは何か
スタイル(文体)から英語学習を見直したい)
2 基礎編(音にはスタイルがある;語の選択とレジスター ほか)
3 会話(リスニング・スピーチ)編(会話の英語とは;会話のスタイル ほか)
4 読解(リーディング)編(文体に注意を払って読むとは;学習者用読み物(graded readers)のスタイル ほか)
5 英作文(ライティング)編(英作文とスタイル;e‐mailのスタイル ほか)
著者等紹介
豊田昌倫[トヨタマサノリ]
京都大学名誉教授、関西外国語大学名誉教授。専門分野は英語文体論
堀正広[ホリマサヒロ]
熊本学園大学教授。博士(文学)。専門分野は英語学・文体論・コーパス言語学
今林修[イマハヤシオサム]
広島大学教授。文学博士(広島大学)。専門分野はディケンズの言語・文体研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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