内容説明
エチオピアで発掘作業をしていた考古学者のサラは、本来の発掘場所とは異なる洞窟で、封印された墓を発見した。しかし、見知らぬ老人からここにいてはならないと警告されたうえに、この骨を日のもとにさらす者は呪われるという警告文が棺に刻まれていた。文化人類学者のダニエルとともに調査を開始したサラだが、見つかった骨は多くの謎に包まれていて、いつの時代のものかを特定するのが困難だ。それだけではない。文化観光省の役人が骨を墓所に戻すよう働きかけてきて、サラたちの調査を阻止しようとする。この骨には、どんな秘密が隠されているのか―。
著者等紹介
ニコ,D.J.[ニコ,D.J.] [Niko,D.J.]
受賞歴のある『十人目の聖人』でデビュー。多くの地を旅した経験を作品に生かす。ジャーナリスト、編集者でもある
市ノ瀬美麗[イチノセミレイ]
金沢大学卒業。途上国支援にも興味を持ち、国際NGO団体の翻訳ボランティアにも携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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