内容説明
ある二人の居場所を突き止めるよう命じられたマリエル。その二人さえ見つけられれば、弟のジャックを返してもらえるうえ、自分たちは自由の身になれる。マリエルとジャックは両親亡きあと、スパイ、暗殺者、売春婦の元締めであるアーロンのもとに身を寄せざるを得なかった。そこでマリエルは、身分の高い者たちから秘密を聞き出すためのスパイとして教育されたのだ。彼女が最後の仕事を遂行するには、スコットランドから来た族長に取り入り、彼とともにスコットランドへと行く必要があって―。
著者等紹介
鈴原愛理[スズハラアイリ]
早稲田大学教育学部英語英文学科卒業。ロマンス小説の翻訳を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Miyuki_fsog
15
ヒーロー・キーランを欺いて近づいたヒロイン・マリエル。なんか読んでいて、ずっと辛かった(-""-;)心が痛い‼って感じなからのロマ本は 暫く遠慮したい♪ 次は笑えるストーリーがイイけど 積んでるかな( ・◇・)?2017/08/27
まみ子
5
ハイランダーのクランの族長と、弟を自由の身にするためにスパイとして働くヒロイン。ストーリー的には武闘派のスパイ女という面白い設定でしたが、ヒロインの残酷な過去にも、戦いの場面にも臨場感があまり感じられず、心には響かないです。弟のために〜というのも、行き過ぎた思いが押し付けがましく感じます。2017/02/25
矢田ふみえ
2
愛する弟を守るために、自分の倫理観に反し生きてきたヒロイン。相手の陣地にはいって情報をえる任務が与えられる。愛、裏切り、罪悪感、一気に読めた。2017/08/20
まめもち
2
女スパイ、マリエル×スコットランドの族長キーラン。弟を自由にするためにヒーローに近づくヒロイン。怪しいと思いながらあっさりヒロイン信じるヒーローを可愛いと思うべきかマヌケに感じるべきか。指令対象が思ってた人物と違って翻意するヒロインは立派だが弟救出のため男達を訓練したり屋敷に忍び込んだりできるならもっと前に弟取り戻せたんじゃないかと思ってしまった2017/04/07
すっちゃん
0
⭐️⭐️⭐️2017/01/14